神戸：ファルコンの散歩メモ

本日の＜グーグルロゴ＞は、宇宙論の研究者として、１９６５年の「ブラックホールの蒸発理論」や「特異点定理」などの研究で有名で、『ホーキング、宇宙を語る』（１９８８年）は、世界的ベストセラーとなりましたイギリスの理論物理学者＜スティーヴ・ホーキング＞（１９４２年１月８日 ～２０１８年３月１４日）の誕生日ということで、「スティーヴ・ホーキング生誕８０周年」に変更されています。

１９４２年１月８日、イギリスのオクスフォードに生まれます。ちなみにこの日は＜ガリレオ・ガリレイ＞の死後ちょうど３００年でした。

オクスフォード大学を卒業し、ケンブリッジ大学大学院の博士課程に進学。大学院に入って間もなく筋萎縮性側索硬化症の診断を受け、あと数年の命と宣告され、アルコールに溺れたりと自堕落な生活を送ります。しかしこの頃に最初の妻＜ジェーン＞と出会い、病状も安定し始めたこともあり、研究に復帰します。

病気の進行により１９７０年代のはじめには車椅子での生活となるも、研究では重要な成果を次々と挙げ、１９７４年、史上最年少で王立協会の会員に選ばれています。１９７９年には＜アイザック・ニュートン＞が務めたことで有名なケンブリッジ大学のルーカス教授職に就任します。

筋萎縮性側索硬化症は発症から５年程度で死に至るとされており、ホーキングは例外的な事例といえます。２０１８年３月１４日、＜アルベルト・アインシュタイン＞の誕生日（１３９年目）に７６歳でこの宇宙を去っています。