<黒木華>『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』@フジテレビ系
1月
5日
主人公「瀬古凛々子」(黒木華)と、同期入社の「根津道春」(溝端淳平)は、主に著名ライターのコラム連載やエンタメ関係のインタビュー記事を担当しています。PV数の伸びそうな〈煽りタイトル〉を付けるのが得意で、「帰るのがめんどくさいから」とほとんど会社に住んでいます。
「根津道春」は、父親の影響で記者を目指して「クスノキ出版」に入社。もともとは週刊誌「週刊カンフル」の記者をしていましたが、自分が書いたスキャンダル記事がきっかけでトラブルが起こり、それ以来、仕事は給料さえもらえればそこそこでいいという考えになっています。
「クスノキ出版」の経理部に所属する「瀬古凛々子」は、優れた洞察力でちょっとした矛盾や誤りを見抜く能力に長けており、その厳しいチェックぶりから地獄の番犬〈ケルベロス〉と呼ばれています。そんな「凛々子」の能力を認める執行役員の「仁和正樹」(安藤政信)は、会社が運営する『カンフルNEWS』の立て直しを命じます。
『カンフルNEWS』は他社のニュースやブログ記事のコメントをコピペしただけの〈コタツ記事〉ばかりを発信し、PVは月間50万程度、広告もろくにつかないというお荷物部署状態でした。編集部にやってきた「凛々子」は、月間5000万PVという目標を掲げ、そのために「ゴシップで攻める」という戦略を立てます。編集会議では早速、ある会社のパワハラ疑惑が持ち上がります。