ダウ平均株価(12月21日)@終値3万5492ドル70セント
12月
22日
新型コロナウイルスの「変異型(オミクロン)」拡大への懸念からダウ平均は前日までの3日間で1000ドル近く下げていました。短期的に「売られすぎ」と判断した投資家の押し目買いが優勢になっています。
米国では「変異株(オミクロン)」の感染者が急増しており<バイデン>大統領は21日、簡易検査キット5億個の配布や米軍所属の医療従事者1000人の病院派遣などの対策を打ち出しています。警戒感は残るものの、米株式相場は下げすぎとの見方も出ていた。
20日夕発表の四半期決算が市場予想を上回ったスポーツ用品のナイキが大幅高となり、ダウ平均を押し上げています。コロナ感染への警戒で売られていた旅行・レジャー株が戻り、航空機のボーイングやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスの買いにつながっています。米長期金利が(1.49%)と前日終値(1.42%)から上昇し、利ざや改善期待からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株も高くなっています。
ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、前日比360.143ポイント(2.4%)高の1万5341.087で終えています。