日経平均株価(12月7日)@終値2万8455円60銭
12月
7日
上げ幅は、(11月1日)の「754円39銭」以来、およそ1カ月ぶりの大きさでした。前日の米株式市場で主要指数が大幅上昇したことで投資家が運用リスクを取りやすくなりました。新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」をめぐる過度な警戒感がいったん和らいだことで東京市場でも景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが入っています。
日本時間14時すぎには経営不安が続く中国不動産大手の「中国恒大集団」が6日(日本時間7日)が猶予期限の米ドル建て社債の利息を払わなかったようだと伝わりましたが、日本株の反応は限定的でした。市場では「中国恒大の問題は中国政府が介入して債務再編しながらソフトランディングを目指し、システミック・リスクとして経済全体に波及しない」との見方が強いようです。