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- ダウ平均株価(11月9日)@終値3万6319ドル98セント
9日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まり、終値は、前日比112ドル24セント(0.31%)高の3万6319ドル98セントで取引を終えています。
連日で過去最高値を更新していましたので、上昇が目立っていました景気敏感株や経済再開の恩恵を受けやすい銘柄を中心に利益確定売りが出ています。10月の米卸売物価指数が大幅上昇し、供給網の混乱や原材料価格の高騰を嫌気した売りも出ています。
米政府のインフラ投資法案実現の恩恵を受けるとして前日に上昇したクレジットカードのビザや建機のキャタピラーが下落。米長期金利が一時、前日終値より(0.08%)低い(1.41%)まで低下し、利ざや縮小懸念から金融株が売られたのも相場の重荷になっています。
一方、長期金利が低下すると相対的な割安感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株は買われていますが、ハイテク株中心のナスダック総合指数は95.814ポイント安の1万5886.543で引けています。
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