<クリスツィナ・ツィマノウスカヤ>選手@第三国への亡命を希望
8月
2日
<ツィマノウスカヤ>選手は1日、別の選手のドーピング検査をめぐるコーチの不手際をインスタグラムで批判したことから代表を外され、選手村の荷物をまとめて帰国するよう強制されましたが、羽田空港で同日夜の便への搭乗を拒否。警察などに保護を求めました。帰国せず、2日にもオーストリアなど欧州に亡命申請する意向と伝えられています。
人権団体のソーシャルメディアに掲載された動画の声明の中では「私は圧力を受けた」と主張。「同意なく(日本を)出国させられそうになった。だから、(IOC)がこの問題に介入することを求める」と述べています。
一方、母国のスポーツメディアのインタビューでは、コーチから「(陸上競技)連盟やスポーツ省のレベルではなく、さらに上層部の問題になっている」と告げられたと証言。面談したカウンセラーからも脅されたと訴え、「代表から外されるのは怖くないが、自分の身を案じている。(母国は)もはや安全ではない」と強調しています。