本作がデビュー作となる27歳のフランスの新人女性監督<セリーヌ・シアマ>が、自身の体験を基に10代の少女たちが抱える思春期の痛みをみずみずしく綴った2007年フランス製作の『原題:Naissance des Pieuvres』が、邦題『水の中のつぼみ』として、2008年6月28日より全国で公開されます。 15歳の少女「マリー」は、シンクロナイズド・スイミングの大会で高慢な美少女「フロリアーヌ」に恋をしてしまいます。「フロリアーヌ」に近づきたい一心で彼女が通うスイミングスクールに出向く「マリー」でした。 何とか「フロリアーヌ」から見学の許可をもらった彼女は、やがて「フロリアーヌ」からある秘密の願いを打ち明けられます。