18日(日本時間19日)、エンゼルスの<大谷翔平>がオールスターのホームランダービー〈賞金100万ドル(約1億1000万円)〉に日本人として初めて出場することを自身のインスタグラムで表明しています。7月12日(日本時間13日)の球宴前夜祭への出場する意向を英文で「2021年のホームランダービーへの参加を発表できることに興奮しています。コロラドで会いましょう」と綴っています。
<大谷翔平>は、ここまでア・リーグ2位(メジャー3位)のシーズン19本塁打を放っています。オールスターの指名打者部門のファン投票選出とともにホームラン競争への出場にも周囲の期待が高まり、<マドン>監督も「出場へ向けストップをかけることはしたくない」と容認しています。大リーグのホームランダービーに投手が出場するのは史上初の快挙となります。
決戦の舞台はロッキーズの本拠地クアーズ・フィールド。標高1600メートルの高地に位置し、気圧が低いため空気抵抗が少なく、他球場に比べて10%ほど打球の飛距離が伸びると言われ、「打者天国」として知られています。
【ホームランダービー】は、 1985年に始まったオールスター戦の前夜祭。原則オールスター出場選手の中から8人が出場し、本塁打数の合計を1回戦、準決勝、決勝と3ラウンドで競います。4分間に球数無制限で何本打てるかで決めます。途中45秒間のタイムアウトがあります。飛距離440フィート(約134メートル)以上のホームランを2本以上を放つと30秒間のボーナスタイムが得られます。2019年準優勝のブルージェイズの<ゲレーロJr.>が最多の計91本を記録しています。
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