1日、神戸市は新型コロナの英国型「変異株」に、ワクチンの効果を弱める可能性がある「E484Q」という変異が加わったウイルスの感染例を国内で初めて確認したと発表しています。市内の50代男性で、同居の濃厚接触者1人は新型コロナに感染しておらず、広がりは限定的とみられています。
男性の感染は5月17日に確認されましたが軽症で、同月27日に自宅療養を終えています。市がゲノム解析をして変異を発見しています。市は、「N501Y」の特徴である強い感染力や高い重症化リスクと、「E484Q」の特徴とされるワクチン・抗体医薬の効果を弱める可能性の両方を持ちうるとしています。
神戸市は男性や同居人に渡航歴がないことから、男性が英国型に感染した後に変異が起きたとみています。
今回と同様の「変異株」は欧州を中心に海外でも150例ほど確認されています。「E484Q」変異はインド変異株の一部にも見られる変異だそうです。
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