ファルコン植物記(2067)【サクラソウ】(4)
3月
16日
春に芽を出し、浅く切れ込みの入った長楕円形の葉を根元から数枚広げます。4月から5月に、中央から1本の花茎を出して、花径2~5cmの数輪の花を咲かせます。6月ごろには葉が黄ばんで枯れ、夏から秋は休眠しています。
江戸時代に育種が進み、数百に及ぶ品種が作られた「古典園芸植物」です。2019年(平成31年)時点では322品種が認定されています。
花形の変化が多く、近年では八重咲きもあるようです。花の表と裏で色が異なる園芸品種もでているとかで、見かけますと花の裏側まで観察しなければいけないようです。