「火星」地球に最接近
10月
6日
地上からは、夜通し南の空に見えていて、マイナス2・6等の明るさで赤く輝いています。望遠鏡を使えば、かつて運河と間違えられた黒い模様「大シルチス」も見えるかもしれません。
国立天文台によりますと、11月初めまではマイナス2等以上の明るさが続きます。今の時期は表面の黒い模様「大シルチス」や、白い極冠が望遠鏡で観察できる可能性があるそうです。
「火星」は地球の外側を楕円軌道で回っており、約2年2カ月ごとに地球に接近します。次回は2022年12月ですが、今回ほどは近づきません。