『82年生まれ キム:ジヨン』@<キム・ドヨン>監督
10月
2日
結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われる「ジヨン」(チョン・ユミ)は、母として妻として生活を続ける中で、時に閉じ込められているような感覚におそわれるようになります。単に疲れているだけと自分に言い聞かせてきた「ジヨン」でしたが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をするようになってしまいます。
そして、「ジヨン」にはその時の記憶はすっぽりと抜け落ちています。そんな心が壊れてしまった妻を前に、夫の「デヒョン」(コン・ユ)は真実を告げられずに精神科医に相談に行きますが、医師からは本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまいます。
監督は短編映画『自由演技』を通じて「第17回 ミジャンセン短編映画祭」(2018年7月)の観客賞を受賞して注目され、本作が長編デビュー作となる<キム・ドヨン>(49)が務めています。