気象庁は2日、マリアナ諸島付近を西寄りに進む台風10号(ハイシェン)は今後、記録的に暖かい海面水温の影響で猛発達し、4日(金)には「非常に強い」勢力、5日(土)には「猛烈な」勢力になる見込みです。
発達ピークに近い勢力を保ったまま、6日(日)~7日(月)に奄美地方や九州、中国・四国に接近、上陸する恐れがあると発表しています。
気象庁は1日午後9時、小笠原諸島近海の熱帯低気圧が台風になったことを確認、今後は次第に北上しながら中心気圧930ヘクトパスカル以下、最大風速50メートル以上にまで発達する可能性があるとしています。5000人以上の死者・行方不明者を出した1959年の「伊勢湾台風」に匹敵する規模だといいます。
記録的な大雨、暴風、高潮、高波が発生する恐れがあるとして、特別警報を出す可能性に言及しています。
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