『タイトル、拒絶』予告編公開@<山田佳奈>監督
8月
8日
本作はデリヘル事務所を舞台に、それぞれの事情を抱えながらも力強く生きようとするセックスワーカーたちを描いた群像劇です。劇団「□字ック」主宰<山田佳奈>(35)が2013年に初演した同名舞台を、自らメガホンを取り映画化しました。長編監督デビュー作にして、2019年の第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で上映されています。
<伊藤沙莉>は体験入店したものの客の前で逃げ出し、現在は店の世話係として働く「カノウ」を演じています。また癖の強いデリヘル嬢の役で<恒松祐里>、<佐津川愛美>、<森田想>、<円井わん>、<行平あい佳>、<野崎智子>、<大川原歩>、<片岡礼子>らが出演。そのほか<モトーラ世理奈>、<池田大>、<田中俊介>、<般若>、<でんでん>もキャストに名を連ねています。2009年に
予告では町中に黒いブラジャー姿で佇む「カノウ」が「私の人生なんてクソみたいなもんだと思うんですよね」「不特定多数のベーシックスタイル」とカメラ目線で語ります。デリヘル嬢として過ごす女性たちの日常や、恒松演じる店で一番人気の「マヒル」がビルの屋上で叫び声を上げる様子も。最後は「カノウ」の「私の人生にタイトルなんて必要なんでしょうか」というセリフで締めくくられています。