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『私をくいとめて』@<大九明子>監督

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2004年に『蹴りたい背中』で第130回(下半期)芥川賞を受賞した<綿矢りさ>(36)の小説『私をくいとめて』(2017年1月・朝日新聞出版刊)が、女優で創作あーちすと<のん(能年 玲奈)>(27)と俳優<林遣都>(29)の初共演で実写映画化され、今冬公開予定 であることが22日、発表されています。31歳のヒロイン<のん>が、<林遣都>演じる年下営業マンに恋をする「崖っぷち」ロマンスが描かれます。

<のん>が演じるのは、独身生活が板についてきた「黒田みつ子」です。彼女がひとりでも楽しく生活できる理由は、脳内に相談役「A」がいること。何かに迷ったとき「A」はいつも正しい答えを導き出してくれます。

独身生活が続くと思っていたある日、「みつ子」は、年下営業マン「多田くん」(林遣都)に恋をしてしまいます。両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れた「みつ子」は、20代のころのように勇敢になれない自分に戸惑いながら、一歩前へ踏み出していきます。

監督は、<松岡茉優>の主演で映画化された 『勝手にふるえてろ』(2017年・原作者: 綿矢りさ)で「第30回東京国際映画祭」コンペティション部門・観客賞などを受賞し、テレビ朝日系ドラマ『時効警察はじめました』(2019年10月11日~12月6日・全8回)などを手掛けている<大九明子>(51)が務めています。
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