1991年に第2回伊藤整文学賞を受賞した<佐木隆三>の小説 『身分帳』 (1990年)を原作とした<西川美和>監督(46)の最新作のタイトルが、『すばらしき世界』に決定。<役所広司>(64)が主演を務めます。2017年の映画 『三度目の殺人』 (監督:是枝裕和)で不気味な殺人犯を演じた<役所広司>ですが、今度は内在する狂気と葛藤する男の再生物語に挑みます。
『すばらしき世界』は、人生の大半を獄中で暮らした実在の男性をモデルに、出所後に戻った社会で必死に生きる男の姿を描き出しています。
<役所広司>が演じるのは、かつて殺人を犯し、13年の刑期を追えて出所した主人公「三上正夫」。彼は社会から置いてけぼりを食らいながらも、まっすぐな性格で周囲の人々とつながっていくこととになります。また「三上」がテレビ局へ送った、刑務所内の個人台帳「身分帳」を手にする若手ディレクター役で<太賀>から改名した<仲野太賀>(27)、「三上」の更生過程をテレビ番組にするため彼に近づくプロデューサー役で<長澤まさみ>(33)が出演。さらに<橋爪功>、<梶芽衣子>、<六角精児>、<北村有起哉>、<安田成美>が共演に名を連ねています。
『すばらしき世界』は、2021年春に全国公開予定です。
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