『サンダーロード』@<ジム・カミングス>監督
6月
14日
『週刊新潮』6月18日号の『スクリーン』コラムで映画ジャーナリスト<グレゴリー・スター>氏は「85点」の評価を付けていました。
私生活では妻と別居し、仕事でもトラブルが続く、テキサス州の警官「ジム・アルノー」ですが、最愛の母親が亡くした「ジム」は葬儀で母が好きだった「ブルース・スプリングスティーン」の『涙のサンダーロード』に合わせて踊ろうとしますが、ラジカセの故障により音楽が流れず、涙ながらに無音の中でダンスを踊ります。
それはバレエ教室を主宰していた母への息子からの思いを込めた踊りでしたが、後日、小学4年生のひとり娘「クリスタル」(ケンダル・ファー)の親権をめぐる調停で、母の葬儀で踊る映像が奇行の証拠として提出されてしまいます。腹を立てた「ジム」は相棒の黒人警官「ネイト」(ニカン・ロビンソン)に八つ当たりし、警官を解雇されてしまいます。