11日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染「第2波」や景気回復の遅れへの懸念が広がり、始まりより値下がりを続け急落しています。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1861.82ドル安(6.9%)の2万5128.17ドルで終了しています。3月16日(2997ドル安)以降で最も大きな下落幅となり、過去4番目の値下がり幅となっています。
米ジョンズ・ホプキンス大学によりますと、米国の新型コロナ感染者数は200万人 を超えています。テキサス州など早期に経済活動の再開に踏み切った地域の一部では、感染者数が増加しつつあり、黒人男性暴行死事件への抗議活動が全米に広がり、感染の「第2波」への懸念が強まっているようです。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)は前日、少なくとも2022年末まで事実上のゼロ金利政策を継続するとの想定を公表。景気の先行きへの慎重な見方から、幅広い銘柄が売られました。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ