黄色い 「メキシコマンネングサ」 の小さな花に吸蜜活動をしている、ホバリング中の【シマハナアブ(縞花虻)】を見つけました。
ハエ目(双翅目)ハエ亜目(短角亜目)ハナアブ科にぶんるいされ、体長12ミリていど、胸部に2本の灰城帯があり、腹部は濃い褐色の地に4本の白い縞模様があり、1対の木褐色の三角聞斑があるのが特徴です。この三角斑のはっきりした模様を持つのはオスで、雌はぼやけた感じですので、どうやら写真の【シマハナアブ】はメスのようです。
また「アブ」の仲間は、左右の複眼が接しているのがオスで、離れているのがメスだという識別ができます。
幼虫は水の中で腐植物を餌として成長しますので、長い呼吸器官をもっていますので、「オナガウジムシ」と呼ばれ、成虫は花の蜜を吸い、花粉を肢や胸部につけて運ぶ花粉の媒介者となり、リンゴやナシの授粉に利用されています。
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