<グーグルロゴ>(152)「2019年ハロウイン」
10月
31日
ハロウィンの起源は古代ケルト人が考えた始めたお祭りと言われています。
古代のケルト人は11月1日を1年の始まりとしていました。そのため、1年の終わりにあたる「10月31日」に祭事を行ったそうです。秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事だったということです。
昔は、有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたそうですが、この風習が形を変えて現在のハロウィンの「ジャック・オー・ランタン」や子供達の仮装になっていったようで、「ハロウイン」といえば、幽霊、魔女、コウモリ、悪魔、吸血鬼などに仮装することが一般化しつつあるようです。
ハロウィンは、ケルト人の文化だったことから、アイルランドを拠点に、イギリスや、その植民地だった現在の英語圏の国々に広まっていきました。
一方で、ケルト文化や、英語圏の国々と関わりの無かった国々では、全く行われないところもあります。日本では、「ハロウイン」の成立背景とは無関係に、東京・渋谷などでバカ騒ぎを起こす輩対策に条例制定で取り締まらなくてはならないという社会現象があるようで、残念な出来事です。