「ハイパーカミオカンデ」2020年度予算の概算要求@文部科学省
8月
30日
ハイパーカミオカンデは、2002年の<小柴昌俊>東大特別栄誉教授、2015年の<梶田隆章>同研究所所長のノーベル物理学賞受賞につながった「カミオカンデ」、「スーパーカミオカンデ」の後継になります。
素粒子ニュートリノとその反物質、反ニュートリノの性質の違いや、原子核を構成する陽子が崩壊する様子の観測など、3度目のノーベル賞を狙える発見を目指します。
計画では、岐阜県飛騨市の旧神岡鉱山地下650メートルに、直径74メートル、深さ60メートルの巨大な円筒形タンクを設置。純水を満たし、飛来したニュートリノが水と衝突する際に発する微弱な光を高感度検出器で捉えます。