今月は「ブラックムーン」の月
8月
2日
月は地球の周りを周回しています。それで月の位置が、地球と太陽の間に入り「地球・月・太陽」の順で一直線に並ぶ時、地球からは月の影の部分だけが見られる状態になります。それが「新月」です。ほとんど月の形が見えませんか、とても細い円形で見えたります。その新月が1カ月に2回(今月は8月30日)起こることを「ブラックムーン」と呼びます。そして「月・地球・太陽」の順で一直線に並び、月全体が光を浴びている状態を地球から見られるのが「満月」です。
ちなみに月と地球の距離が近くなり月の円盤が大きく見えるのが、「スーパームーン」 です。
古より、私たち人間は時間の経過を知るために月を使ってきていますが。月、地球、太陽が一直線に並ぶ頻度と今私たちが使っている暦がぴったり合うわけではないので、1カ月に2回「満月」が起こる「ブルームーン」や、今月のように「新月」が2回起こる「ブラックムーン」もあるというわけです。
ではく 「ブルームーン」となんでしょうか。 定義が標準化されているわけではないようですが、名前の通り「青く見える月」のこと。また、3カ月で区切った季節(夏至、冬至、春分、秋分)で満月が4回起こる時の3回目の月のことを指すそうです。あともう1つは、先ほど説明した1カ月に2回「満月」が起こることも「ブルームーン」と呼び慣わしています。
最近では皆既月食で赤く染まる「スーパー・ブラッド・ウルフ・ムーン」や 4月の「満月」を 「ピンクムーン」、6月の「満月」を 「ストロベリームーン」 など、いろいろな月のネーミングが登場してきています。
「ブラックムーン」も科学者によって定義された現象ではなく、星占いなどで使われる用語からきており、「新月」は願いが叶うとも言われていますので、願い事のある方は、次回30日を待ちましょう。