シラスウナギの闇ビジネス@絶滅危惧種ヨーロッパウナギ
7月
27日
欧州警察機関(ユーロポール)は26日までに、欧州に到達する絶滅危惧種「ヨーロッパウナギ」の稚魚シラスウナギの2割超が、中国などアジアへ密輸され、約30億ユーロ(3600億円)規模の闇ビジネスになっていると明らかにしています。
欧州各国の捜査当局は、昨年秋から今年春の漁期に前年より約5割増の153人の密輸関係者らを逮捕。1500万匹を押収しています。
東アジアでの養殖用「ニホンウナギ」の稚魚の激減と価格高騰が背景にあるようで、欧州のウナギ保護団体・SEGの代表は「金額で見れば野生動物に対する世界最大の犯罪だ。貴重な種の回復を損ねている」と訴えています。
投稿日 2019-07-27 16:53
ワオ!と言っているユーザー