記事検索

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://jp.bloguru.com/falcon

ファルコン昆虫記(819)若齢幼虫【ヒメシロモンドクガ】

スレッド
ファルコン昆虫記(819)若齢...
バラ科の 「イチゴ」の葉 の上で、お食事中の体調2センチばかりのチョウ(鱗翅)目ドクガ科の【ヒメシロモンドクガ(姫白紋毒蛾)】の若齢幼虫を見つけました。ドクガ科ですが、卵、幼虫、繭、成虫ともに毒針毛を持たず、また毒を持たないなど、名の由来がはっきりしないようです。

最終齢の幼虫の体長は35~40ミリ。体色は淡褐色~黒褐色で、背面に黒色の広い帯状筋があり、それを挟むように1対の橙色の筋が伸びています。黒色の帯状筋には白~黒褐色のブラシ状の毛束が4つあります。3齢を越えたころ、頭部の左右からやや長い黒い毛束を前方に突き出します。4齢になると腹部側面に1対の黒い毛束ができます。終齢になると、尾部にも灰色~黒褐色の毛束がみられるようになります。

幼虫は、バラ科(サクラ、リンゴ、ウメなど)、クワ科(クワ)、ブナ科(クヌギ)、ヤナギ科(ポプラ)、マメ科(ダイズ・インゲンマメ)など、多くの木本や草本の葉を食します。

成虫は、6、8、10月に現れ、翅を開いたときの大きさは雄が21~29ミリ、雌が30~42ミリで、翅は淡褐色~暗褐色で、前翅に褐色~黒色の斑紋や波状の模様が見られますが、変異が多いようです。
#ドクガ科 #ブログ #幼虫 #昆虫 #毛虫

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
この投稿へのコメントはできません。
ハッピー
悲しい
びっくり