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- ファルコン昆虫記(818)旅路の果て(25)【ヒメウラナミジャノメ】(6)
ヒラヒラと低空を飛行、「アレチノギク」の葉の上で休憩中のチョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科の【ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)】 と遭遇しました、
かわいそうに、鳥にでも攻撃されたのか、後ろ翅に欠損があり、飛行するのもたいへんそうで、お疲れなのかもしれません。
金環の付いた、ひときわ目立つ蛇の目紋を翅に持っている、茶色の小さなチョウです。この蛇の目紋は後翅裏に5つありますが、まれに 6つ から8つほど持つ個体もあります。
本来この「眼状紋」の役割には二つの説があり、一つはそのフクロウやヘビの眼に似た模様によって鳥類等の天敵を脅かすためという説、もう一つは模様の付いた翅を頭と誤認させることで天敵の攻撃をこちらにそらし、重要な器官である頭を守るという説がありますが【ヒメウラナミジャノメ】の翅の欠損した (2) ・ (4) などの姿をよく見かけているだけに、どちらの説にしても、災難を回避するのは難しそうです。
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