<中島みゆき>語り@「永遠のニシパ ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」
4月
18日
同ドラマは、<大石静>氏のオリジナル作品で、幕末から明治初期にかけて蝦夷地を探査・記録し新たな名称として「北海道」のもととなる「北加伊道」を提案した探検家<松浦武四郎>(1818(文化15)年3月12日~1898(明治21)年2月10日)の、先住民アイヌとの交流を描き、題名の「ニシパ」はアイヌ語で「尊敬する人」「大切な人」の意です。
<松浦武四郎>は、三重県松阪市の出身で、生涯6回にわたり蝦夷地を探査しました。蝦夷地の山や川や一万に近い膨大なアイヌ語の地名を記した初めての詳細な地図を刊行し、明治維新に際しては、新政府による北海道への11国86郡の設定にも関わりました。この区分けは現在北海道の行政区画のもとになっています。そしてアイヌの人々の暮らしや文化を紹介するために多くの記録を残しています。