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- <レオナルド・ダビンチ>作に疑義@「サルバトール・ムンディ」
<レオナルド・ダビンチ>がキリストを描いたとされ、2017年に美術品としての史上最高額で落札された油絵を巡り、<ダビンチ>1人による単独作品なのか疑義があると13日付英紙タイムズが伝えています。
絵は男性版モナリザと呼ばれる「サルバトール・ムンディ」(救世主)。2017年11月15日米国で競売に掛けられた際、総額約4億5千30万ドル(約510億円)で落札されました。落札したのは、サウジアラビアのムハンマド・サルマン皇太子だそうです。
現存するダ・ヴィンチの16点の作品のうち唯一の個人蔵作品であり、オークションをはじめ一般市場で流通するダ・ヴィンチの唯一の作品です。
1500年ごろに制作されてから17世紀にイギリス王室が所有したあと、長年所在不明でしたがが、2005年に存在が確認された後、2011年にロンドンのナショナルギャラリーで<ダビンチ>作として展示されました。
タイムズによりますと、5人の専門家に鑑定を依頼したところ、2人が<ダビンチ>作だと判断した一方、ひとりは否定、2人は評価を避けています。
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