ファルコン昆虫記(814)【オオカマキリ】の「卵鞘」
10月
16日
カマキリは交尾を終えると、秋ごろに「卵鞘」を産み始めます。卵鞘は卵と同時に分泌される粘液が泡立つことで形成されています。
「卵鞘」の内部は気泡に包まれていて外部からの衝撃を吸収する上に、越冬に対して断熱効果があります。メスはこの卵鞘を一生涯に数個産む種類が多いです。
そして卵のまま冬を越して4月5から月春になると孵化が始まります。このとき一つの卵からは数百匹の幼虫が出てきます。
生まれたばかりのときは「前幼虫」といって殻を破って1回目の脱皮をすることで幼虫になります。
しかし、生まれてきた子どもたちの中で成虫になれるのはほんの数匹だといわれています。
投稿日 2018-10-16 09:22
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2018-10-16 17:00
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