ニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」のタンク内部
9月
9日
タンクは直径39メートル、高さ41メートル。内部には素粒子ニュートリノをとらえる「光電子増倍管」約1万1100本が配置され、金色に輝いています。
同研究所は、宇宙初期から起きていた超新星爆発で蓄積された「超新星背景ニュートリノ」の観測を目指し、タンクの改修中。通常は5万トンの純水を蓄えているタンクから水を抜いたため、内部に入ることができました。改修作業は10月中旬まで行われ、来年1月に観測を再開する予定。
「スーパーカミオカンデ」では1998年、<梶田隆章>同研究所長らがニュートリノに質量があることを示す「ニュートリノ振動」の証拠を発見。<梶田>さんは2015年のノーベル物理学賞を受賞しています。