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- 小惑星「リュウグウ」(4)@探査機「はやぶさ2」(5)
< 小惑星「りゅうぐう」(画像:宇宙航空研究開発機構) >
探査機「はやぶさ2」による 小惑星「リュウグウ」 の観測状況を宇宙航空研究開発機構(JAXA)のチームが2日発表し、予想に反して「リュウグウ」から水が見つかっていないことを明らかにしました。
「リュウグウ」には水を豊富に含む鉱物が存在するとされていましたが、「はやぶさ2」に搭載した赤外線センサーで地表の90%以上を観測した結果、水は検出されませんでした。
「リュウグウ」の元となった天体に水を含む鉱物がありませんでしたが、太陽光や隕石(いんせき)などの衝突による熱で蒸発した可能性があるそうです。
(JAXA)は「未観測の南極、北極や地下に水が存在する可能性がある。さらに詳しく調べたい」と説明しています。地下からの物質採取は来年春に行う見込みです。
「はやぶさ2」は通常、高度約20キロから「リュウグウ」を探査しますが、詳細な観測のため今月1日に約5キロまで接近しています。重力測定のため、7日には約1キロまで接近する予定です。
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