小惑星「リュウグウ」(4)@探査機「はやぶさ2」(5)
8月
3日
「リュウグウ」には水を豊富に含む鉱物が存在するとされていましたが、「はやぶさ2」に搭載した赤外線センサーで地表の90%以上を観測した結果、水は検出されませんでした。
「リュウグウ」の元となった天体に水を含む鉱物がありませんでしたが、太陽光や隕石(いんせき)などの衝突による熱で蒸発した可能性があるそうです。
(JAXA)は「未観測の南極、北極や地下に水が存在する可能性がある。さらに詳しく調べたい」と説明しています。地下からの物質採取は来年春に行う見込みです。
「はやぶさ2」は通常、高度約20キロから「リュウグウ」を探査しますが、詳細な観測のため今月1日に約5キロまで接近しています。重力測定のため、7日には約1キロまで接近する予定です。