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- ファルコン植物記(1992)【アエオニウム・アルボレウム】
ベンケイソウ科アエオニウム属の【アエオニウム】は、冬生育型の多肉植物の代表的な存在です。カナリア諸島を中心に36の原種が知られ、種間交配由来の園芸品種も多く存在し、本種は【アエオニウム・アルボレウム】と呼ばれています。
流通する多くの種類は灌木状に茎立ちし、その先に葉が展開して整った形のロゼットを形成します。葉色も真っ黒から明るい緑、斑入りの品種では白や黄、紅色に染まるものもあり、観葉植物として扱われることもあります。茎立ちしない種類のなかには「明鏡(Aeonium tabuliforme)」のように丸いテーブルのような平面のロゼットをつくるものや、「オーレウム(えー. aureum)」のように休眠に向かう過程で葉が閉じてワイングラスのような形になるものなど、姿も変化に富んでいます。栽培難易度も種類によって異なります。
花を咲かせるとその株は枯れてしまうことがありますが、花茎を早めに剪定することにより子株を出させることもできます。
属名は「永遠に生きる」(aionion)というギリシャ語にちなみ、多肉質で丈夫で、長く育つであろうと思われたところから名づけられました。
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