兵庫県病院局は2016年5月、神戸・ポートアイランドに移転した 「県立こども病院」 の跡地(神戸市須磨区高倉台1)について、商業施設開発・管理の「大和ファシリティーズ」(神戸市)など3社でつくるグループに売却すると発表しています。診療所のほか、老人ホームや保育所、食品スーパーなどが入る複合施設に生まれ変わります。病棟など既存の建物は全て解体撤去されます。
こども病院の跡地を巡っては、2015年に県病院局が売却先を公募しましたが、3万平方メートルを超える広大な土地を活用できる買い手が見つからず、売却先探しは難航。昨年11月から最低売却価格を5億円値下げし、再募集しました。
再公募には2グループが応募。大和ファシリティーズなどが提案した複合施設には、食品スーパー(約2300平方メートル)やドラッグストア、飲食店、美容院などが出店。地元から要望が強かった病院機能は内科と小児科、耳鼻科、整形外科の計四つの診療所が入る予定で、同じビルに学習塾やカルチャースクールなども入るという。また、有料老人ホームや認可保育所などの福祉施設も併設されるようです。
研修施設を含む約1万2千平方メートルの敷地については別法人に転売する予定だそうです。 売却価格は約17億4900万円。6月中旬にも売買契約を締結し、20年9月のオープンを目指します。
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