本書は、著者<太田和彦>と挿絵担当の<松村誠>と編集部の<ミホ>さんの3人が<松尾芭蕉>の旅した「おくのほそ道」(1702(元禄15)年刊行)を辿りながら、俳句を詠んでいくという趣向の本です。 俳句はおまけみたいなもので、また<芭蕉>の歩いた道から逸脱しながらも、東北地方の会津・仙台・一関・盛岡・弘前・秋田・鶴岡などを巡り、各地の居酒屋・バーを巡り、多彩な人間模様、よい酒。よい肴との出会いが綴られ、酒好きとして楽しめる一冊です。