芸術家<岡本太郎>の代表作として名高い「太陽の塔」(大阪府吹田市)内部が、来年3月19日から一般公開されます。1970年に開催された『日本万国博覧会』以来の48年ぶりとなります。
公開希望の声を受け、昨年10月末より耐震・修復工事がおこなわれている「太陽の塔」。内部の主役は、「生命のエネルギー」を表したうねるように立つ高さ41メートルの「生命の樹」で、単細胞から人類までの進化の過程をたどる292体の生物模型のうち、183体が復元・修復され、当時の姿で再生される。また、音響や照明によるドラマチックな空間が再現され、<岡本太郎>の芸術を体感できるミュージアムのようになる。
さらに今回、行方がわからなくなっている地下に展示されていた「地底の太陽」も復元。塔の頂部の「黄金の顔」、正面の「太陽の顔」、背面の「黒い太陽」と合わせて、「太陽の塔」の4つの顔がそろいます。
入館は予約制で、2018年3月19日から5月18日までの見学分を1月19日・10時から、インターネットの公式サイトで先着順にて受け付けられていましたが、サーバーダウンを起こすほど殺到しているようです。以降、1日ごとに受付。料金は大人700円、小中学生300円(別途万博記念公園自然文化園入園料が必要)
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