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「火星の最接近」

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「火星の最接近」
今年は天体ファンにとっては、観測の当たり年のようです。1月1日~2日には 「スーパームーン」 が楽しめ1月31日には 「皆既月食」 がありました。8月12日~13日にかけては「ペルセウス流星群」、12月14日0時頃には「ふたご座流星群」が待ち構えています。

惑星のひとつである火星は、地球のすぐ外側を公転しています。大きさは地球の半分ぐらいと小さいため、遠く地球から離れているときは望遠鏡を使っても観察しにくい惑星なのですが、今年の夏、地球に最も距離が近くなる「最接近」となり、めったに見られない赤い火星を観察する絶好のチャンスがやってきます。表面が赤い惑星であることから、古代の人たちはローマ神話に登場する戦いの神「マルス」の名を火星(Mars)に付けました

最接近するのは2018年7月31日(火)です。距離にすると、地球の中心から火星の中心までの地心距離は5759万キロメートル。6000万キロメートルよりも近い距離で接近するのは、2003年以来、15年ぶりです。

年明けの1月の火星は視直径で5秒角もないほど極小サイズなのですが、最接近では視直径は24秒角を超えます。といっても、月の視直径の約77分の1の大きさなので、小さいことには変わりはありません。ただ、今年の6月下旬から9月上旬までは、火星の明るさがマイナス2等を超えて木星よりも明るくなるため、最接近の日に限らず、夏から秋にかけて大きく輝く火星を見ることができます。

東京では、火星は南東の空から昇り、真夜中頃には南の空に輝きます。最接近の日にはマイナス2.8等の明るさなので、東の空から昇る月明かりにも負けずに赤くきらめくはずです。最接近をピークに明るさが少し落ちますが、この時期はマイナス等級を保って南東から南の空で明るく輝いていますので、夜空を見上げることを、お勧めします。火星は肉眼でみつけられますが、望遠鏡でのぞいてみると火星の表面の模様も観察できるかもしれませんよ。
#ブログ #天体

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