記事検索

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://jp.bloguru.com/falcon

ブログスレッド

  • 『回転木馬』柴田よしき(祥伝社文庫)

『回転木馬』柴田よしき(祥伝社文庫)

スレッド
『回転木馬』柴田よしき(祥伝社...
主人公<下澤唯>は、11年前に突然失踪した夫<貴之>を探し続ける女探偵です。
夫自身が探偵であり、京都で開設したその事務所の看板を守るべく、自らが探偵として働いていました。

ある日事件の調査で出向いた新潟で夫らしき人物と遭遇、<唯>は同職で年上の<川崎多美子>と新潟で得た情報から、長野県諏訪地方に出向き、そこのパン屋「たかくら」で、夫によく似た10歳の少女<ゆい>と出会います。

読み手の読者は、夫<貴之>がある事件に巻き込まれて記憶喪失になり、その際に関連した<渋川雪>と逃走していることがわかりますが、ひたむきに夫<貴之>の足取りを追い求める<唯>との再会が叶うのかと、訝りながら読み進めていかなければいけません。

主人公は<唯>に間違いはありませんが、物語の中で悲しみを背負った女性たちが登場、それぞれの人生の喜怒哀楽が交錯するなかで、<唯>の真摯な行動が光る秀逸なミステリーでした。
#本 #読書

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり