記事検索

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://jp.bloguru.com/falcon

『交錯 警視庁追跡捜査係』堂場瞬一(ハルキ文庫)

スレッド
『交錯 警視庁追跡捜査係』堂場...
解決しない事件を担当する架空の「警視庁追跡捜査係」を舞台に、新シリーズ一冊目が、文庫本書き下ろしの本書『交錯』です。

主な登場人物の二人とも40歳ながら、<沖田大樹>は独身で、新宿で発生した連続殺傷事件の犯人をナイフで刺し、4人目の被害者を助けながら行方を消した<名無し>の捜査を行い、この事件を解決して捜査一課への返り咲きを狙っています。

もう一人は<西川大輔>、婦人警官<美也子>と結婚、中学生の息子<竜彦>がおり、外に出歩く捜査よりは、捜査資料を読みこみ、誰もが気が付かない不備な部分から事件を解決するのを得意とし、青山で発生した時計店襲撃事件を担当しています。

それぞれ捜査の考え方も性格も違う二人ですが、各自の捜査を進めていく過程で、二つの事件が「交錯」して繋がることから、いがみ合いながらも協力し合い捜査を進めていきます。

喧嘩するほど仲の良い<沖田>と<西川>の今後の進展が気になると共に、捜査の関係で4人目の被害者にならずに済んだ小学生の<啓介>の母親<本多響子>に心を寄せる、<沖田>の今後の関係も気になるシリーズになりそうです。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
この投稿へのコメントはできません。
ハッピー
悲しい
びっくり