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- ファルコン昆虫記(740)足に飛びついた【オオカマキリ】(2)
路上にいた【オオカマキリ(大蟷螂)】を撮影しようと近づきましたら、なんと右足に飛びついてきました。
今年は昆虫フェロモンが私の体から出ているのか、スニーカーに 「ウシカメムシ」 、Gパンには 「ホシヒロハラビロカメムシ」 や 「アオバハゴロモ」 などが寄ってきてくれます。
カマキリ目カマキリ科の大型種で、体長10センチ前後、体色は緑色型と茶色型があり、近畿地方では大体4月頃に<卵鞘>から孵化した200匹ほどの前幼虫が活動を始めますが、自然環境の中で無事に成虫となる個体はそのうちの2,3匹です。
数回の脱皮を経た成虫の活動時期は8月から10月前後ですが、まれに12月頃に見かける個体もあります。
写真では 「チュセンカマキリ」 と良く似た体形ですが、なんといっても体が大きくて太く、後翅が紫褐色をしていますので区別できます。
本種は<オス>で、足に飛びつくときに広げた後翅の色を確認していますが、<メス>は体重が重いためにうまく飛べなく、また飛ぶ機会は少ないです。
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