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- ファルコン植物記(1645)熟しています【シバグリ】
山道の脇に、【シバグリ(柴栗)】の果実が落ちているのを見つけました。
ブナ科クリ属の木の一種で、古くは縄文次代から食用とされてきた山に自生する「クリ」で、現在栽培されている品種の原種として、「ヤマグリ(山栗)」とも呼ばれています。
雌雄異花で、いずれも5月から6月頃に開花、雄花は穂状で斜めに立ち上がり、全体的に淡い黄白色で、ここの花は小さいのですが、かなり独特な香りを放ちます。
ブナ科は「風媒花」が多いのですが、「クリ」や「シイ」は「虫媒花」です。
9月から10月頃に実が熟して「イガ」のある<殻斗>が裂開、中から果実が1~3個顔を出し、「クリ」もしくは「クリノミ」と呼ばれ、他のブナ科の果実である「ドングリ」と区別して呼び分けられています。
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