バルコニーの網戸に、体長13ミリほどの吻が長い「ゾウムシ」がとまり、静かに網戸を開けて表から撮影です。
全体に黒っぽく、胸部と上翅に黄橙色の鱗毛の斑紋がある、コウチュウ目(鞘翅目)ゾウムシ科アナキゾウムシ亜科の【クリアナアキゾウムシ】でした。
旧版の昆虫図鑑では、「フライアナアキゾウムシ」と表記されているかもしれません。
同じ亜科の「マツアナアキゾウムシ」にとても良く似ていますが、体色と「クヌギ」が多い場所性を考えて同定の判断にしました。
上翅は鎖帷子で身を固めたような模様で硬く、ゴツゴツとした体表は樹木の幹肌に擬態させている感じです。
名称通り食物として、「クリ」や「コナラ」・「クヌギ」などの樹木に集まり、幼虫は土中でそれらの「根」を食べて成長します。
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投稿日 2015-07-06 15:53
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-07-06 17:35
ワオ!と言っているユーザー