前作の 『QED~flumen~九段坂の春』 に次ぎ、<QEDシリーズ>15冊目になる本書です。
長野県・諏訪大社は、急な坂を大木でもって滑る落ちる「御柱祭」で有名ですが、今回はその祭りで事故死したことがらをプロローグとして物語は始まります。
諏訪大社の「七不思議」を解き明かそうと、<桑原崇>と<棚旗奈々>は諏訪神社へ旅行に出向き、旧友の<鴨田翔一>達と合流して、大社をめぐりますが、<鴨田>が住む新興住宅街で起こる連続殺人事件と遭遇してしまいます。
本書も著者の諏訪大社に対する博学的な歴史的知識が満喫でき、並行して起こる殺人事件と1200年を超える諏訪大社の謎が絡み合う構成で楽しめる一冊でした。
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