主人公<ネネコ>さんのご両親も写真家で、父<タタオ>は美しい女性を撮り、母<ミツメ>は山などを歩き回って野生動物の写真を撮る写真家でした。
夫を亡くした<ミツメ>さんは、<ネネコ>さんを育てなければいけませんので出歩いて野生動物の写真撮影を諦め、家の一部を改造してペットと写真が撮れる写真館を開業しました。
下町の商店街のなかで<ネネコ>さんも、母の遺志を継いで動物たちとの関わりの中で、写真を撮り続けています。
猫やライオン、キリン、犬・ツバメ等の動物を中心に、全14話がほのぼのとした飼い主との交流で描かれています。
著者は、<宮崎駿>監督によって映画化された『魔女の宅急便』(1985年)の原作者で、第23回野間児童文芸賞を受賞されており、随所に動物たちに対する優しい目線が感じ取れる短篇集でした。
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投稿日 2013-08-30 05:56
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2013-08-30 16:24
ワオ!と言っているユーザー