体長に比べて、随分と長い脚を持つガガンボが、「ヒメリンゴ」の白い花に停まっていました。
ハエ目ガガンボ科の昆虫ですが、細長い体型からして、嫌われ者の「ハエ」と同じハエ目の仲間とは思えません。
<卵・幼虫・成虫>と完全変態する昆虫で、成虫のエサは「花の蜜」です。
きっとこの「ヒメリンゴ」のお味、おいしいのだと思います。
幼虫のときは、土中で植物の根を食べています。
胸部は黄色で光沢があり、黒い3本の縞模様があるのが特徴です。
頭部も黄色で、上部が黒色の形態です。 (写真を、クリックしてみてください)
昆虫の成虫は4枚の翅が基本ですが、「ハエ」と同様にハエ目では第三関節の翅(後翅)が退化していて、見た目には2枚にしか見えません。
退化した(後翅)は、ふくれた棍棒状の構造になり<平均棍>と呼ばれ、飛翔する際のバランスを取る役目をしています。
今年最初の昆虫の記録ですが、気温も暖かくなり、これから活動する昆虫と接する機会が多くあればいいなと、個人的に期待しています。
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投稿日 2012-04-23 06:43
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-04-23 16:17
ワオ!と言っているユーザー