2009年2月に発行された 『蝕罪』 を一作目とし、前作の 『波紋』 に次いで、本書の『遮断』で<警視庁失踪課・高城賢吾>シリーズも七作目となりました。
主人公の<高城賢吾>は、失踪課第三方面分室の刑事で45歳、室長として<阿比留真弓>がいますが、実質のトップとして采配を振るっています。
かっては捜査第一課に所属していましたが、7年前に一人娘の<綾奈>が学校から帰宅中に失踪してしまいます。この事件で弁護士との妻とも別居の上、離婚に至ります。
それ以来仕事に身が入らず、酒びたりの生活が続き、捜査第一課から所轄の転属を繰り返していたところ、<阿比留>室長に引き抜かれ失踪課に籍を置いています。
今回の『遮断』は、同じ失踪課の刑事<六条舞>の父親(厚生省高級官僚)が突然いなくなり、誘拐かと思わせる事件が起こります。
癖のある新メンバーの<田口>刑事もいいボケ役で登場してきますが、反面、父親の事件の責任を感じて<六条舞>が刑事を辞職、シリーズの登場人物から消えてしまいました。
個性ある失踪課のメンバーたちの活躍、まだまだ続きそうで目が離せません。
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投稿日 2012-03-17 21:25
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投稿日 2012-03-18 06:30
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投稿日 2012-03-18 06:25
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投稿日 2012-03-18 17:29
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投稿日 2012-03-18 16:13
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投稿日 2012-03-19 03:36
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