現在、世界75カ国に対するアメリカの報復関税が、日本を含めて90日間延期されている状況の中で、日本がアメリカの国債をダンピングしたという報道が米国で流れています。
これまで日本は、アメリカに対して報復的な行動を取らずに抑制的な立場を貫いてきたはずです。にもかかわらず、このタイミングでなぜこのような行動に出たのか、その理由が見つかりません。もしこれが事実であれば、アメリカからの強烈な報復措置を引き起こす可能性すらあります。
私の個人的な考えですが、米国債のダンピングは本来、最後の手段として中国が使うカードであるはずです。今回、それをあえて日本にやらせることで、アメリカがどう反応するかを中国が試しているのではないでしょうか。つまり、日本の政治家や官僚が、知らず知らずのうちに中国の実験材料として使われている可能性があります。
90日間の猶予が与えられている今、このような挑発的な行動をとる理由はどこにも見当たりません。これが、後世「第二のパールハーバー」と呼ばれるような結果につながらないことを、心から祈るばかりです。
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