ダウ平均株価(3月9日)終値4万7740ドル80セント
3月
10日
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は大幅に3日続落して始まりました。中東情勢の緊迫化を背景に原油相場が高騰し、主力株に売りが膨らんでいます。下げ幅は一時700ドルを超えています。
米国・イスラエルとイランの武力衝突が続くなか、米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月物は8日夜に「1バレル=119ドル台」と期近物として2022年6月以来の高値を付けています。ホルムズ海峡が事実上封鎖されており、中東産油国は貯蔵能力の限界が近づき、原油の減産に動いています。
前週末6日発表の2月の米雇用統計の「9万2000人減」は労働市場の減速懸念を強めると受け止められていました。原油価格の高騰が続けばインフレ圧力を高めるとみて、米長期金利は米東部時間8日夜の取引で前週末比(0.07%)高い(4.21%)と1カ月ぶりの高水準を付ける場面がありました。景気の停滞と物価高が併存するスタグフレーションにつながるとの懸念も意識されつつあります。
中東での武力衝突が長引くとの懸念も投資家のリスク回避姿勢を強めています。イランの最高指導者<ハメネイ師>の後継として反米保守強硬派で知られる次男の<モジタバ・ハメネイ師>が選出されたと伝わりました。<トランプ米大統領>はかねて同氏の選出は受け入れがたいと表明しており、市場では早期の停戦は見込みにくくなったとの見方が出ていました。
米CBSニュースが9日午後、<トランプ米大統領>が米・イスラエルとイランの軍事衝突が「予定より前倒しで進展している」といい、「戦争はほぼ終結したと思う」と述べたと伝えました。この報道で、同日午後の取引で米原油先物が大幅に下落しました。衝突の長期化や、原油高によるインフレ懸念が後退し、幅広い銘柄に買いが入り反発しています。
ダウ平均株価は、前週末比239ドル25セント(0.50%)高の4万7740ドル80セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比308.27ポイント(1.38%)高の2万2695.94で終えています。
S&P500種株価指数は、前週末比55.97ポイント (0.83%)高の6795.99で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比308.27ポイント(1.38%)高の2万2695.94で終えています。
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田中 久史