24日、米国・イスラエルとイランの戦闘を巡り、米紙ニューヨーク・タイムズなどは、<トランプ米政権>がイランに対し、15項目の停戦計画案を提示したと報じました。核開発の放棄、中東の親イラン勢力への支援停止、事実上の封鎖が続くホルムズ海峡の開放などが含まれているようです。
米側はこの案の協議のため「1カ月間の休戦」も提案しているといいいます。
25日、 イラン国営英語放送局プレスTVはイランが米側の提案を拒否する一方、停戦や暗殺の停止など戦闘終結に向けた5項目の条件を示したと報じています。ロイター通信はイラン高官の話として、イラン側の受け止めは「肯定的ではない」としつつ、現在も提案を検討していると伝えています。
イラン側の報道に先立ち、24日、<トランプ米大統領>は記者団に対し、イラン側から石油・ガスに関連した「贈り物が届いた」と主張。詳細は明かしてはいませんが、イランから何らかの譲歩があったことを示唆していました。
イスラエルの民放テレビ「チャンネル12」によりますと、15項目の停戦条件には、①イランの核施設の解体、 ②原油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放、➂親イラン武装組織への支援停止、④ミサイルの保有数や射程の制限などが含まれています。米国側はまず1カ月間の休戦を宣言し、その間に米国とイランが合意に向けて交渉する形を想定しています。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、イランが交渉再開の条件として、湾岸諸国にある米軍基地の閉鎖のほか、ホルムズ海峡の通航料徴収や制裁解除などを求めていると報じました。ただ、25日、イラン軍報道官は「米国は自分自身と交渉している」と述べ、米国との交渉を否定しており、先行きは不透明のままです。