『そして彼女たちは』@<ダルデンヌ兄弟>監督
3月
6日
『ロゼッタ』(1999年)・『ある子供』(2005年)でカンヌ国際映画祭パルムドール大賞を受賞して以降、全作品がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、世界中で100賞以上を獲得するなど、注目を集め続けてきた<ジャン=ピエール・ダルデンヌ>と<リュック・ダルデンヌ>の監督作『そして彼女たちは』は、2026年3月27日より公開されますが、本編予告編が解禁されています。
第78回カンヌ国際映画祭で『ロルナの祈り』(2008年)に続き2度目となる脚本賞とエキュメニカル審査員賞を受章したダブル受賞した本作は、若くして妊娠した女性を支援する施設でともに暮らす5人の少女を描いています。
本作品は、今年度アカデミー賞国際長編映画賞ベルギー代表にも選出。常にひとりの主人公の人生を背中越しに、同じ目線で体験させるかのように映し出してきたダルデンヌ兄弟が、本作では5人を主人公とする自身初の《群像劇》に挑んでいます。これまでと同様に彼女たち一人ひとりが置かれた状況に寄り添い、共に時間を積み重ねるように観客を導いていく手腕は見事です。
貧困や暴力などさまざまな問題を抱え、なるべき家族像を見出せないまま母になる少女たちが、押し寄せる孤独感にのみ込まれそうになる姿が映し出されています。公開されました本編映像には、ナレーションを<有村架純>が担当、少女たちが共同生活の中で支え合い、母としての生活力を養う様子が切り取られています。









