「1ドル~157円54銭~157円56銭」
3月
4日
3日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比40銭円安・ドル高の「1ドル=157円70〜80銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=157円95銭、高値は「1ドル=157円47銭でした。
中東情勢が緊迫化するなか、基軸通貨である「有事のドル買い」が続きました。エネルギー価格の上昇が日本経済に悪影響を及ぼすとの懸念もあり、円売り・ドル買いを促しています。
2日、<トランプ米大統領>はイスラエルと共同の対イラン軍事作戦が「どれだけかかっても問題ない」とし、当初想定の4〜5週間を超える可能性を示唆しました。米国とイスラエル、イランの交戦が続くなか、中東の緊迫した状況が長引くとの懸念が広がりました。投資家のリスク回避姿勢が強まり、米株式市場ではダウ工業株30種平均の下げ幅は1200ドルを超える場面もありました。流動性が高いドルを買う動きが活発になっています。
円は低リスク通貨とされていますが、今回の地政学リスクはエネルギー価格を押し上げています。欧州やアジアといったエネルギーを輸入する国・地域の通貨は売り圧力を受けやすくなっています。イランはエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖しており、日本が輸入する原油や液化天然ガス(LNG)の価格が高止まりすれば、日本経済を下押しすると懸念されています。日本の貿易赤字の拡大観測にもつながり、円売りが出やすくなりました。










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