「1ドル=158円79銭~158円81銭」
5月
19日
18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は6営業日続落し、前週末比10銭円安・ドル高の「1ドル=158円80〜90銭」で取引を終えています。原油先物の上昇や日本の財政懸念を背景に、円には売りが出ました。もっとも日本政府・日銀による円買い・ドル売りの為替介入への警戒感から持ち高調整の円買いもありました。円の高値は「1ドル=158円62銭」でした。
18日、イランが仲介国のパキスタンを通じて米国に示した新たな提案について、米政府高官が「不十分な内容だ」と述べたと米ニュースサイトのアクシオスが報じています。イラン情勢を巡る不透明感が高まり、18日の米原油先物は上昇でした。原油価格の高止まりで日本の貿易赤字が拡大するとの見方が円売り・ドル買いを促し、一時「1ドル=159円08銭」と日銀が円買い介入を実施した(4月30日)以来の安値を付けています。
18日、日本政府が2026年度補正予算の財源として赤字国債を発行する方向で検討していると報じられています。国債発行を巡る思惑から18日の東京市場で日本の長期金利は一時(2.800%)に急上昇しました。日本の財政が悪化するとの懸念が円を下押ししています。
もっとも円売り一巡後は底堅く推移しています。<トランプ米大統領>は、18日に自身のSNSで、19日に予定していたイラン攻撃を延期すると表明しています。米国とイランの戦闘終結に向けた協議の先行きは不透明ですが、両国の戦闘が激化する展開がひとまず回避されたとの見方から、主要通貨に対してドルが弱含んでいます。円が一時「1ドル=159円台」まで下落し、日本政府・日銀が円買い介入に動くとの警戒感が強まったのも、円を支えています。









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田中 久史
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