「1ドル=159円03銭~159円04銭」
5月
20日
19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は7日続落し、前日比20銭円安・ドル高の「1ドル=159円00〜10銭」で取引を終えています。一時は「1ドル=159円25銭」と日本政府・日銀が円買いの為替介入を実施した(4月30日)以来の安値を付けました。原油高止まりや米長期金利の上昇を受けて円売り・ドル買いが優勢でした。半面、介入警戒感は円を下支えしています。
米国とイランの戦闘終結に向けた協議が膠着するなか、原油高が長引き、日本の貿易収支の悪化につながる可能性が意識されています。インフレ懸念や米利上げ観測で米長期金利は一時(4.68%)と2025年1月以来の水準に上昇し、30年債利回りは(5.19%)とほぼ19年ぶりの高水準を付けています。日米金利差の拡大も円の重荷になりました。
円買い介入への警戒感が強いなか、円は「1ドル=158円65銭」に上昇する場面がありました。<ベッセント米財務長官>が19日にX(旧ツイッター)で「日本経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は強固であり、過度な為替変動は望ましくないと信じている」と投稿しました。<ベッセント米財務長官>は主要7カ国(G'7)財務相・中央銀行総裁会議とあわせて日銀の<植田和男総裁>と会談したことを明らかにし、植田氏が日本の金融政策を適切に導くと確信しているとも強調しています。
<片山さつき財務相>は19日の記者会見で、円安への対応について「断固たる措置を取る時は取る」などと述べています。<ベッセント米財務長官>の投稿や<片山さつき財務相>の発言が円の買いを誘う場面がありました。
<ベッセント米財務長官>は19日のロイター通信のインタビューでは日銀の<植田和男総裁>はやるべきことを自由にできる余地が与えられれば、「優れた金融政策を実現する」などと述べ、日銀の利上げ観測も意識されました。







kito