「1ドル=157円38銭~157円43銭」
2月
9日
9日、外国為替市場で円が対ドルで下落し、一時「1ドル=157円台後半」と1月23日以来の円安・ドル高水準を付けています。
8日投開票の衆院選で自民党が単独で3分の2を占める大勝となり、<高市早苗首相>が推し進める積極財政策が続くとの見方から幅広い通貨に対して円売りが膨らんでいます。
円は前週末6日のニューヨーク市場では、「1ドル=157円15〜25銭」で取引を終えていました。<高市早苗首相>は、8日のテレビ番組で消費税減税について「国民会議で議論し検討を加速する」と改めて表明しており、市場では財政拡張への思惑が強まっています。
もっとも市場では、「1ドル=160円」を目途に為替介入への警戒感も根強く、対ドルでは一方的な円安進行とはなっていません。円相場は為替介入の準備段階とされる「レートチェック」を米当局が実施した1月23日以来の安値を付けています。
8日にも<片山さつき財務相>が「必要であれば月曜(9日)も市場と対話する」と円安進行をけん制したと伝わりました。
事前の調査で自民党の大勝が予想されていたことも、円安進行が限られる一因となりました。










田中 久史