<ハル・ハートリー>の11年ぶりとなる新作映画『原題:Where to Land』が、邦題『トゥ・ランド』として、2026年4月25日より公開されます。
『トゥ・ランド』の主人公は、かつてロマンティックコメディで人気を博した映画監督の「ジョー・フルトン」です。今では半ば引退状態で、時間を持て余すのはよくないと、近所の墓地の管理人の仕事に応募します。一方、恋人でテレビスターの「ミュリエル」は、「ジョー」が遺言書を作ろうとしているのを知って余命わずかと早とちり。ドラマチックな勘違いはたちまち拡散して、「ジョー」のアパートに友人や知人、さらには見知らぬ若者たちまでが押しかけてきます。
<ハル・ハートリー>は、1990年代に『トラスト・ミー』・『シンプルメン』など、シニカルでユーモラスな作品群を連発し、米ニューヨークのインディペンデント映画シーンを象徴する監督となりました。
彼の新作長編が日本で劇場公開されるのは、1999年の『「ヘンリー・フール』以来、27年ぶりとなります。監督・製作・脚本・音楽を兼任する『トゥ・ランド』は、コロナ禍による制作中止という苦難を乗り越え、クラウドファンディングで資金を募りながら完成しています。
どこか<ハル・ハートリー>本人を思わせる主人公「ジョー」を演じたのは、<ハル・ハートリー>の代表作『シンプルメン』で知られる<ビル・セイジ>です。『原題:Asking for It』の<キム・タフ>が恋人の「ミュリエル」役、本作が長編映画デビュー作となる<ケイトリン・スパークス>が姪の「ヴェロニカ」役で出演しています。『ブラック・クランズマン』の<ロバート・ジョン・バーク>、『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の<イーディ・ファルコ>ら<ハル・ハートリー>作品からキャリアを開花させた俳優が結集しています。