第79回カンヌ国際映画祭
5月
24日
第79回カンヌ国際映画祭がフランス現地時間5月23日に閉幕しています。コンペティション部門の最高賞パルムドールには、ルーマニア出身の<クリスティアン・ムンジウ>が手がけた『原題:Fjord』が選ばれています。
<セバスチャン・スタン>、<レナーテ・レインスヴェ>が出演した『原題:Fjord』は、フィヨルドにある村へ移り住んだルーマニア系ノルウェー人のゲオルギウ一家の物語です。一家の娘が体にあざを作って学校へ現れたことで、ゲオルギウ家の子供たちが受けている伝統的な教育が、そのあざに関係しているのではないかとコミュニティの人々に疑念を抱かれるさまが描かれています。
同作は批評家連盟賞、エキュメニカル賞も受賞。日本では、2027年に公開予定です。なお<クリスティアン・ムンジウ>は第60回カンヌ国際映画祭でも『4ヶ月、3週と2日』でパルムドールを獲得しています。
グランプリは、ロシア出身の<アンドレイ・ズビャギンツェフ>が監督を務めた『英題:Minotaur』でした。成功した企業経営者の人生が崩壊していく様子が描かれています。監督賞は<ハビエル・アンブロッシ>と<ハビエル・カルボ>の『原題:「La bola negra』、<パヴェウ・パヴリコフスキ>の『英題:Fatherland』が獲得。『原題:La bola negra』では異なる3つの時代を生きる男3人の相互につながったストーリー、『英題:Fatherland』ではノーベル賞作家<トーマス・マン>と娘<エーリカ・マン>の関係を軸に物語が描かれています。また脚本賞は1940年、第二次世界大戦下のフランスを舞台にした『原題:Notre salut』の<エマニュエル・マール>に贈られています。
女優賞は<濱口竜介>監督作『急に具合が悪くなる』でダブル主演を務めた<ヴィルジニー・エフィラ>と<岡本多緒>が獲得しています。同作は、2026年6月19日に全国で公開されます。
今回のコンペティション部門 審査員長は<パク・チャヌク>。なお名誉パルムドールには<バーブラ・ストライサンド>が輝いています。








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