『無明の橋』@<坂本欣弘>監督
11月
14日
<渡辺真起子>が『トルソ』以来約15年ぶりに単独主演を務めた映画『無明の橋』が、2025年12月19日より公開されますが、予告編が解禁されています。
本作は、古くより山岳信仰の対象とされ、かつて女人禁制だった富山の立山で3年に一度行われる女人救済の儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」をモチーフにした物語です。愛娘を3歳で亡くし、15年経った今も傷が癒えない主人公「八木由起子」が、儀式への参加をきっかけに再び歩き出そうとする姿が描かれます。
予告編では、白装束の女性たちがこの世とあの世の境とされる朱塗りの橋・布橋を渡る光景とともに、「由起子」が「逢いたい人がいてね」とこぼすセリフや、夏葉の「私ね、名前いっぱい持ってたの。いらないものは全部捨てちゃおうって」というセリフが収められています。また必死に手を合わせる「由起子」に差し込む一筋の光や、手を振るラストショットが、「由起子」の心の再生と新たな旅立ちを示唆しているようです。
<渡辺真起子>が「八木由起子」を演じ、「布橋灌頂会」の手伝いをしている少女「沙梨」役で<陣野小和>、「由起子」と同じく「布橋灌頂会」に参加する「夏葉」役で<木竜麻生>、「由起子」の過去を知る叔母「美佐江」役で<室井滋>が出演。『真白の恋』・『もみの家』などの<坂本欣弘>が監督を務めています。










ジャグリングGOTO