《時節感慨・・呟記・・冬、黄色い自然!?!”》 昨今、季節を想わせる景観に乏しくなった。 でも里山を散歩してると、ヤッパリ冬到来って感じる。 樹々は、正直。黙示て語らず、今を生きる。 週末、感じた事に「拉致被害者」の今は??? 悲しいに尽きる。余りにも悲惨すぎる。 時の流れ、年末が寒々しい。 、
《時節感慨・・呟記・・昔がよみがえる“建築文化・・和洋合一!?!”》 ここ数ヶ月の間に昭和を代表する保養地・温泉地・別荘地の一つ“熱海”を2度も訪れた。 子供の頃に親に連れられ行った、懐かしい場所でもある。 今では、観光客で賑わう保存建築文化財でもある「起雲閣」に昔、宿泊したことがあった。 1919(大正8)年に実業家,政治家であった内田信也が実母の静養場に建てた別荘。 伝統的和風建築だが、随所に斬新な技術が見られる。 母屋的建屋(座敷の床の間や付書院まわり欄間等)は、細部に凝っているが簡素な造りである。 しかし、座敷の三方を取り囲む畳廊下と庭園の風情は、今日では見れない贅沢な空間に映った(今現在)。 畳廊下の窓ガラスは、当時、職人の手造りの「大正ガラス」、手造りゆえの微妙なゆがみが、懐かしい。 又、座敷と同じ高さに揃えた畳廊下で囲む造り(入側造、いりかわづくり)、車椅子生活を思っての事か。 家族を思い図っている事が見て取れる。母屋の二階座敷「大鳳」に「太宰 治」も逗留したと伝わっている。 起雲閣の表門は、1919(大正8)年に創建され、薬医門(やくいもん)とよばれる造りである。 二本の本柱と二本の控柱で女梁(肘木)と男梁(腕木)を受け「切妻」「入母屋」の屋根を架けている。 現在は、屋根に瓦を載せているが、古い写真では檜皮葺(ひわたぶき)で軒を押さえている。 大正期から昭和期にかけての門・土塀、母屋(座敷や玄関)、土蔵、別棟の洋館、 そして庭園のすべてが揃い邸宅の屋敷構えとして現存する事例は数少なく、貴重な文化的・歴史的遺産である。 洋館「玉姫」(たまひめ)は、二代目の持ち主「根津嘉一郎」により、1932(昭和7)年に完成した。 正面中央に暖炉があるヨーロッパのデザインを基本にして「折上格天上」(おりあげごうてんじょう)等、 日本の神社仏閣に見られる建築様式や中国風の彫刻、シルクロードで見られる唐草模様の彫刻で飾られている。 洋館「玉渓」(ぎょくけい)は中世英国の「チューダー様式」に「名栗仕上げ」を取り入れ山荘風の造り。 だが、暖炉の覆いにはサンスクリット語の飾り、入口の天井には茶室様な竹が用いられ、独特の雰囲気空間。 暖炉脇の太い円柱は、古社寺の柱、江戸時代の帆船の帆柱とも云われ日本建築の「床の間」と「床柱」感覚か? 「玉姫の間」に併設されたサンルームや、ローマ風浴室等、目を見張るものばかりだ。 訪れた日は、撮影機材を持参していなくて、後日再訪して仔細を記録したい(自己流視点で)。 起雲閣の庭園は、池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)とよばれ、眺望・散策を楽しむためのもの。 「起雲閣」とは、旅館時代の名称。外観は和風だが、室内は洋を取り入れ斬新、調和さは、見事という他ない。 昭和を彩った文人に愛された宿。僕にとって谷崎潤一郎、志賀直哉を思い起こせる夢想の場所である。 熱海散策から帰宅した後、「旧日向別邸」の拝観が年内を以って数年間お休みになる、という情報をもらった。 子供時分に起雲閣に逗留した折り、海岸を散歩して「旧日向別邸」を訪ねた記憶がある。 懐かしく拝観できないか、と思った。今は、「旧日向別邸」熱海市が管理しており、土日、予約のみに由。 「旧日向別邸」は、ドイツ人建築家(旧東ドイツ)ブルーノ・タウトが日本に残した設計建築物である。 アジア貿易で活躍した日向利兵衛が別邸の離れとして1936年(昭和11年 )に竣工。 ドイツ人建築家、ブルーノ・タウトが日本に残した唯一現存する建築で、重要文化財にも指定。 竹や桐をふんだんに用いた社交室、部屋の一部として階段のある洋室、そして和室の3室から構成され、 桂離宮、伊勢神宮など日本の様式美を意識して設計されている。 日向氏の死後は民間企業の保養所として利用され、今は熱海市の所有となり一般公開されている。 木造二階建ての母屋の設計は、東京銀座の和光、東京上野の東京国立博物館、 愛知県庁などの設計で知られる渡辺仁によるもの。 写真撮影は禁止であったが、昔を思い出せる空間であった。月日の経った事に寄るものだろう!?! 昔、訪れた時は、室内にもっと光が差し込んでいたように思う。諸々の事でへや全体がくすんだのか? へやの隅々まで拝してみると、繊細かつ丁寧な職人技が随所に見られ感慨深く拝観できた。
《時節感慨・・呟記・・FUJI NIKON SIGMA!!》 “日本⇔スッゴイ・地道な技術革新(三)!!” ∇ ∇ ∇ ∇ ∇ ∇ ∇ 此処の所、わくわくするデジカメの新機種が矢継ぎ早に登場している。全部欲しい、、、!! 一般化してるコンパクトデジカメ、プロ仕様のデジカメにしろ日本の技術力は素晴らしい。 デジカメの発明は、イーストマン・コダックの開発担当者Steve Sassonによってであったが、 市販デジカメの最初は、富士フイルムの「FUJIX(フジックス) DS-1P」であった。 DS-1Pは、PC用2MB-SRAMカードに最大10枚記録、記録保持用にボタン電池を用いていた。 現在の仕様、工夫を思うとパソコンの進化より進化が早い、と思う。 需要と供給の関係だろうが、研究・技術者の向上心は万国共通だろうが日本はすごすぎる。 特殊仕様ではなく一般的使用のデジカメで低価格なものは、日本製が殆どだろう。 日本国内では、各メーカーがしのぎを削って技術向上を図り特徴・個性も顕著、競っている。 そんな中「人気ランキング」なる言葉が気に入らない。売り上げてなんぼの世界だが。。。! できうるものなら共存共栄であって欲しい。日本メーカーに望むところだ、、、! 「個性」って大切。デジカメ界にあっても我が道を邁進してるメーカー、素晴らしい。 画像の表現(色彩感)を追求、ハード・ソフトの両方をこなしてきた「 富士フイルム」。 現在のデジカメ主要製造企業が、フルサイズ(35mmフィルムの大きさ)カメラで競い出した。 大きくポテンシャルも高い、センサーだけ見たら間違えなくAPS-Cより上である。 しかし、そのセンサーの性能を最大限に引き出すには、レンズも含めバランスが問題になる。 そのバランスでフルサイズデジタルカメラが35mm判(36×24mm)というフォーマットサイズより APS-Cサイズ(23.6mm×15.8mm)の撮像素子の方が全体的(レンズ性能も含め)にバランスが良い。 FUJIFILMのX-T3(APS-C)は、かつての映画用フィルムシミュレーション「ETERNA」も搭載してる。 独特の柔らかい写り、深みのある色と階調表現を可能とする「カラークローム・エフェクト」機能、 更には「モノクロ調整」機能、フジフイルムの“色”のこだわり、マニアックさ等々大いなる魅力。 画像の繊細さで中判フォーマット(43.8×32.9mm)を採用、35mmに目を向けない。何とも魅力的。 次に関心を持っているのが、NIKONから登場したフルサイズミラーレスカメラ『Z6』。 今年8月に高画質モデルの「Z7」がお目見えしたが、僕にとってはちょっと手が届かない。 『Z6』は、僕好みの仕様だった。光学ファインダーと遜色のない見やすい電子ビューファインダー。 難しい露出合わせを素早く捉える。柔らかなボケも魅力的だ。Zシステムの新光学設計は、凄いの一言だ。 今ひとつの関心事、シグマが採用しているFoveon X3ダイレクトイメージセンサー。これは、驚異的だ。 このセンサーが生み出す臨場感あふれる画質は、色補間を必要としない垂直方式のカラーキャプチャシステム。 それと光学ローパスフィルターを必要としない原理的特性は、開発の余地はあるが見事だ。 個性が強く扱いに慣れが必用だが、独特の解像感がある。マウント径でライカ・パナソニックと共有する由。 レンズにおいての話だが、各社独自の開発をする由。とっても楽しみだ。 カメラの語源であるラテン語のcameraは、「小さな部屋」を意味している。 カメラの由来「カメラ・オブスクラ」の「オブスクラ」(ラテン語obscura)は「暗い」という意味。 半世紀も前にこの「暗箱カメラ」を使わせてもらったことがあった。 カメラの歴史、現在のデジタルカメラも含めて今、また、関心の虫が湧いてきた。。。!! ビデオカメラで先に普及していたデジタル技術が、カメラに応用されている。 銀塩フィルムカメラからデジタルカメラの時代に移行、更には一眼のコンパクト化を実現。 一眼レフの「レフ」の部分をなくしたミラーレス一眼が、パナソニックから登場して日は浅い。 本体構造が半分程度のコンパクトさ。ミラーレス一眼は、日本メーカーから生まれた新技術。 デジタルカメラとは、デジタル媒体を使用するカメラ。デジカメ技術は、どんどん進化を加速するだろう。 フイルムの代わりに固体撮像素子(イメージセンサー)とメモリーカードなどの電子媒体を使用、 カメラ内部の画像処理プロセッサで撮影した写真を処理し、デジタル画像データとして記録する。 光学式ファインダーを持ち、撮像素子のデータを内蔵した液晶モニター等に表示する機能。 一眼レフ以外では、液晶画面上に撮影中の画像を表示可能でファインダーの代わりとして使用可能、 小ささな機種では光学ファインダーをなくし、完全に液晶画面がファインダーとして使われている。 だが、一眼レフの場合は構造上、特殊な機構を搭載した一部の機種を除き、 基本的にその撮影画像をモニターには表示できない。それ故、ミラーレスは有要だ。 昨年、35mmフルサイズイメージセンサーの約1.7倍となる中判サイズ(43.8x32.9mm)、 「FUJIFILM G フォーマット」イメージセンサー搭載のミラーレス「FUJIFILM GFX 50S」が市販された。 そしてこの度、GFX 50S のレンジファインダースタイルバージョン、GFX 50Rが発売された。 僕自身の感覚では、レンジファインダースタイルと言うより、かつての2眼レフスタイル感覚と重なる。 中判・フルサイズ(35mm)・APS-Cサイズの3種類を臨機応変に使って撮って見たい!! アオリ(ティルト&シフト)機構アダプターも使ってみたい。中判デジカメ本体・レンズも軽量化されている。 昔の三脚(Tiltall TE-01)でも大丈夫!?!重たいHUSKYは不要だ(歳とったものだ!!)。 あるものを活かして撮ってみたい。気分だけは昂揚してるが、テクニックを磨かねば。。。! 老人ボケ解消に向かって・・・東京オリンピック、大阪万博に向かって体力・気力、がんばらねば。 4X5等の本体が使えるアダプターも出てきたが、小遣いでは仲々追いつかない。悩み在る所だ。
《時節感慨・・呟記・・“晩秋・・野の草木!!”》 マルバノキ(丸葉の木); まだ暑い時期から紅葉し始める。葉に模様が入る「斑入りマルバノキ」もある。 マルバノキは株立ち状に育つ。本州中部以西の限られた場所を原産地とするマンサクの仲間。 秋になると写真のようにマンサクに似た(というよりもヒトデに似た)小花を咲かせるものの、 同時期に展開する紅葉に比べれば存在は控えめであり、あまり目立たない。 しかし紅葉・黄葉が楽しい。一本の木に赤、黄色、緑の葉が入り混じる美しい雑木の呈。 「マルバノキ=丸葉の木」、ハート型葉でマンサクよりもハナズオウやカツラの葉に近い。 葉にクリーム色の模様が入る品種もある。花が咲くころに分厚い皮を持った実ができる。 別名のベニマンサクは花の様子と花色により、花は直径1.5センチ程度。二輪が対になって咲く。 自生地は林の中などが多く、耐陰性がある。半日陰程度ならよく育つ。株立ち状に育つ。 落葉低木のマルバノキの花は他の落葉花木と違い、赤く色づいた葉が散り始める頃に咲き始める。 咲き方も変わっていてマンサクのような形の赤い小さな2つの花が背中合わせに咲く。 やがて結実すると、螬果はそのまま枝にぶら下がり、翌年の秋に熟して2つに裂ける。 赤くてマンサクに似た花が咲くことからベニマンサクと呼ばれる。 * * * * * * * 先日の紅葉・黄葉散歩、改めて自然のままの素朴な景観、人間の創造など到底及ばないと感じた。 観光客でごった返す「忍野八海」でも所々、目を見張る光景が、レンズを通して楽しませてくれた。
《時節感慨・・呟記・・“晩秋・・野の草木!!”》 イワシャジン(岩沙参); ミヤマシャジン、ヒメシャジン、ハクサンシャジンの仲間で本州中部の山岳地帯の岩場に自生。 キキョウ科ツリガネニンジン属でツリガネニンジン、ソバナなどもも同属。白花種もある。 分布域は関東地方南西部、中部地方南東部にあり、山岳地帯の渓流沿いの岩場などに自生している。 岩沙参・学名の小種名の「takedae」は登山家であり高山植物研究家である武田久吉博士に因んだもの。 花期になると、茎の上部から花序を出し、長さ1.5~2.5?程度の花を多数咲かせる。 花は細い花柄を持ち花冠が浅く5裂した釣り釣鐘形。細茎に枝垂れて咲く花の風情はなんとも言えない。 基本種の花色は紫だが、白花品種もある。一重咲きの他、二重咲き品種も見られる。 近年、平地での栽培に順応した株が流通しており園芸種も見られる。 冬は地上部を枯らして宿根し、春に再び芽吹く。暖地での栽培は夏越しが難しと言われる。 イワシャジンの漢字「岩沙参」、沙参とは、漢方薬の生薬で根を乾燥させたもの。 岩場に生える沙参(しゃじん)という意味でイワシャジンの名前が付いた。 イワシャジンは地域変異の多い植物で生育する地域によって草姿の違いが見られる。 ホウオウシャジンは、南アルプスの鳳凰三山に分布、茎や葉が細く草丈も低いので繊細な印象がある。 ヤシャジンシャジン山梨県・夜叉神峠付近に分布、イワシャジンとホウオウシャジンの中間タイプ。 ウメガシマシャジン、静岡安部川上流梅ケ島周辺に分布、花がやや短く丸みを帯びている。 ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草・種子); 平地~山地に見られるアキノキリンソウの高山型。 茎中部の葉は長さ2~14㎝の惰円形~広披針形、葉柄に翼がある。頭花は頂部に固まってつく。 頭花の直径は1.2~1.5㎝。総苞は長さ3.5~6.2㎜、幅4~5㎜。総苞片は4~6列、先が尖る。 周辺花2~9個、舌部は長さ2~5㎜ 、幅0.9~2.8㎜。痩果は長さ2~3㎜。冠毛は長さ3.1~5.2㎜。 草丈が低く、15~(50)75㎝、総苞が幅8~10㎜、総苞片が3列といわれている。 アキノキリンソウは花序が長く、頭花の間に隙間がある。総苞の幅が狭い。 ムラサキシキブ(紫式部); ムラサキシキブは山野に生える落葉低木。九州~沖縄地域には、オオムラサキシキブ、が分布する オオムラサキシキブは、ムラサキシキブの海岸型変種。有花柄の葉がムラサキシキブより大きい。 コバムラサキシキブは有花柄の葉がムラサキシキブより小さい小葉の品種。 ムラサキシキブの木は、園芸種のコムラサキと比べ木高が3~5mにも成長する。 人の背丈より上に花や実を付け、同間隔に実をつけるコムラサキと比べ、実のつき方がまばら。 * * * * * * * 先日の紅葉・黄葉散歩は、久しぶりの息抜きだった。感謝と温故で感慨深いものがあった。 観光客でごった返す「忍野八海」であったが、訪問客が目もやらない所で楚々と魅せる植物。 色々と想像させてくれた。はっきりと特定できない野草名。一見するだけでは見間違えてしまう。 それ以上に、変化する花々、自然の凄さを思える時、一瞬。微妙な変化が見て取れた。 生涯、学習である。微妙な変化だが、その違いを見分けられるようにしっかりと観察だ。
《時節感慨・・呟記・・“赤・黒・褐!!”》 トキリマメ(吐切豆); 和名の由来はよくわかっていない。同属のタンキリマメやヤブマメの実とよく似る。 葉は、タンキリマメ似だが、トキリマメは卵型で小葉の幅は下半部が広く先が急に長く尖る。 一方、タンキリマメは、全体に毛が多く葉先が尖らず葉の上半部の幅が広く、毛が多い。 7~9月ごろ、総状花序にノササゲやノアズキ同様に黄色の小さな花を多数つける。 実が熟すと赤い鞘(さや)が2つに裂け、それぞれの鞘に光沢のある黒い種がつく。 オオバタンキリマメとも呼ばれ種から痰を切る去痰剤(きょたんざい)が得られると言われる。 ヘクソカズラ(屁糞蔓/屁臭蔓)の花は、/7/17のブログルで記したので此処では省略。 蔓が枯れ始めてリース作りが可能と思える頃に成った。果実は直径約5㎜の球形の核果(石果)。 褐色で光沢のある丸い実は、熟すと黄褐色になる。実の中に半球形の核が2個入っている。 それぞれに種子が1個ずつ入る(果実は萼に包まれ、萼を割ると中に核がある。) ヘクソカズラの実は、最初は緑色だが熟してくると美しいオレンジ色に成熟する。 実は鳥達の貴重な食料、そして鳥の体内で運ばれ糞と一緒に排出され、落ちた場所に芽を出す。 ヘクソカズラの実は、色々なものに活用されている。最も活用されてきたものに「化粧水」がある。 水でよく洗った果実10~20グラムをつぶして、アルコール250CCを入れて、 1週間くらい冷暗所に置いて数回攪拌(かくはん)する。 次に、グリセリン200CCを加えてその後、水を加え1リットルにして用いる。 また、ハンドクリームに混ぜて薬用クリームと使用してもよい由。 しもやけ、ひび、あかぎれなどには、生の果実を良く水洗いし、つぶす。 ハンドクリーム5に対して果実1の割合で、良く練り合わせて使用する。 患部に厚く塗りガーゼなどで押さえておき、朝夕1日2回くらい取り替える。 皮膚にうるおいが出て驚くような作用・効能がある。 (果実をつぶすときの臭いを消すには、乾燥させてから使う) 先人達は、色々工夫し実践していたようだ。市井の科学者、いつの時代にも居るものだ!!。 * * * * * * * 昨日、11月23日は、新嘗祭だった。 「天皇陛下、最後の新嘗祭に;11/24(土) 1:26配信・時事通信」 天皇陛下は23日、皇居・神嘉殿で宮中祭祀(さいし)で最も重要とされる新嘗祭に臨まれた。 来年4月末の退位を控え、陛下が行う新嘗祭は最後となる。 新嘗祭は天皇が新穀を神々に供え、自らも口にして五穀豊穣(ほうじょう)と国家国民の安寧を祈る祭祀。 午後6時からの「夕(よい)の儀」と、午後11時からの「暁(あかつき)の儀」があり、 それぞれ2時間行われる。陛下はこの日、例年通り夕の儀の後半に出席。暁の儀は掌典長が代拝した。 宮内庁は陛下の負担軽減のため、2009年から暁の儀への出席時間を短縮。12年からは夕の儀も同様に短くし、 陛下が80歳となった14年からは暁の儀への出席を取りやめた。昭和天皇は69歳で取りやめている。 来年11月には、新天皇となった皇太子さまが即位後初めて行う新嘗祭である「大嘗祭」に臨む。 (産経新聞web版より抜粋) 昨夜、夕食に今年の新米“はるみ”を頂いた。ふっくらほんのり甘い、美味な新米だ。 僕は、好き勝手に人生を謳歌させて頂いているのだが、、、、! 皇位にあって、激動の昭和から平成を静かにしてご尽力された。やはり日本国の「御上」にふさわしい。 勤労感謝は、新嘗祭、そのものではあるまいか。 昨夜、今ひとつ嬉しいニュースがあった。2025年の万国博が、大坂に決まった由。 何はともあれ、楽しみだ。前の大阪万博は、見ていない。今回は、是非に観てみたい。
《時節感慨・・呟記・・“晩秋・・素朴な花!!”》 クリスマスローズ(正式名・ヘレボルスHelleborus)は、種属植物(Helleborus)の総称。; 色々な品種改良によって見れるクリスマスローズ。クリスマス頃に咲く!?!日本では1月に咲き出す。 多くは、緑色系統の花。明治時代に輸入され、南ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジアの寒い地域に自生。 花弁に見えるものは萼片で、緑色~白色~ピンク色~紫色と色々で花期は長い。 花弁は蜜腺に変化して、小さく、緑色、黄色、紫色など。雄しべは多数。果実は袋果。 英語ではChristmas rose、又は Lenten rose ともいわれる。日本に自生種はない。 画像の花は、多分、Helleborus niger系の園芸品種だろう。西欧南部辺りが原産地。 根茎があり葉は大きく鳥足状全裂~鳥足状深裂。花序は頂生、集散花序 、花は1~数個つく。 萼片は5個、花弁状、白色~ピンク赤色~緑色、普通、宿存性。 花弁は小さく、筒形又は杯形、短い柄があり、先は2唇形、蜜腺を保持するように変形。 蜜腺は小さな杯形の輪状。雄しべは多数。花糸は狭い線形、1脈がある。葯は楕円形。 袋果は2~10個、革質、花柱が宿存する。種子は1袋に数個、楕円状球形。 クリスマスローズ はBlack Helleboreともいわれ、根茎が暗色であることに由来する。 Helleboreはギリシャ語のelein(傷害する)とbora(食品)に由来し、毒性ある事を示している。 含まれる毒性物質によりblack hellebore とwhite helleboreに分けられる。 black helleboreはグルコシドのプロトアネメリン、ラノンクリンを含み、 white helleboreはアルカロイドのベラトリジン、シクロパミン、ジェルビンを含み毒性が強い。 * * * * * * * 今週は、色々なことがおこった。日本、日本人、自分を考える良い機会ではあったが。。。? 安倍晋三首相が、慰安婦問題をめぐる平成27年12月の日韓合意に基づき設立された 「和解・癒やし財団」の解散発表を受け、官邸で記者団に語った発言。 「3年前の日韓合意は最終的かつ不可逆的な解決であります。日本は国際社会の一員として、 この約束を誠実に履行してきました。国際約束が守られないのであれば、 国と国との関係が成り立たなくなってしまいます。 韓国には国際社会の一員として責任ある対応を望みたいと思います」(産経新聞より) 韓国政府は、国として慰安婦財団解散を発表した。個人的には、韓国政府を、呆れ、言語に失する。 「日韓合意」ってなかったのでしょうか???白を黒って言ってるに等しい。 異国の事象を眺めると、南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアが国民投票で仏国から独立しない。 住民投票でフランスから独立しない道を選んだ。独立すれば、中国の干渉を招く恐れが指摘されていた。 太平洋地域での中国の覇権構築の脅威を感じている国民の判断か!!援助と言う呼称・美称は、まやかし。 米国のマクロン氏は「インド洋や太平洋で覇権はあってはならない」と、中国の海洋進出を暗に牽制してる。 今朝、驚きのニュースを目にした!?! 日本の排他的経済水域(EEZ)で日本漁船が操業しているのを、韓国の警備艦が日本漁船に操業中止を要求?? この無線を把握した海上保安庁(日本)の巡視船が、根拠がない「(要求は)認められない」と無線で連絡した。 が、韓国艦は日本漁船になおも接近。巡視船が警備艦と漁船の間に入って保護、すると韓国警備艦は現場から離れた。 日韓漁業協定で両国の操業が認められ、取り締まりはそれぞれの国が自国船に対して行う取り決めになっている。 韓国側の行為は、国全体(政府・各官庁の末端まで)で理不尽な論理・行動を処していると言えまいか!! この所、韓国政府の処していることは、甚だ遺憾だ。例えが良くないが「・・憎けりゃ袈裟まで・・」と映る。 処していることがめちゃくちゃで、身勝手極まりない、と云える!?!自国の歴史を見過ごしている。 韓国政府主導ではないだろうが米国内の学校で植えられている桜(樹々)を撤去要求し撤去された由。 更には、カナダの中高一貫校で韓国系の生徒が歴史教材の壁に貼られていた旭日旗の撤去を求める署名活動を行い、 学校側が旗を撤去していたことが分かった由。日本の過去はすべて悪いと言ってるみたいだ。 日本政府は、国内外を問わず自国民・自国の歴史文化を守る施策を徹底し、発信して欲しい。 野党の表明もお願いしたい。自国、日本の歴史文化が間違って伝わっている。可怪しいでしょ。。。?
《時節感慨・・呟記・・“世界に誇れる景色!!”》 紅葉・黄葉めぐり、所要にかこつけて富士五湖の一部をめぐることが出来た。 国道246号線の一部(神奈川県内)を通り駿河小山で三国山峠方向に入った。 朝のうちの天候がイマイチで三国山峠辺りでは、紅葉もくすんで見え冴えない。 車を降りてみると、コースは見えなかったが富士スピードウェイからか爆音が!! このエンジン音、僕には心地よくしばし聞き入ってしまった。 峠から山中湖に下る途中に「山中湖パノラマ台」と言う場所がある。 山中湖を遠望できるが、駐車スペース狭く駐車中の多くは、長時間止まっている様だ。 此処に駐車して明神山(鉄砲木ノ頭)や山中諏訪神社奥院にでも登っているのか!?! この周辺の芒原(山斜面)箱根仙石原のそれより景観的に優っていた(幸運だった)。 湖におり旭日丘緑地公園を散歩したが、曇っていた為か深みにかけてイマイチ。 また、公園のあちこちに照明器具があり撮影の邪魔であった(身勝手な了見だが)。 昨今、夜のライトアップが流行りらしいが・・・自然体で眺めたいものだ。 月明かりの中で見る紅葉・黄葉、そして芒、そちらの方が風情あると、、、想うのだが。 山中湖湖畔の公園を歩いている時、外の道路をタンデムバイクが走っているのを見かけた。 が、見とれているうちに撮り損なってしまう。タンデムは、あこがれの自転車車種だ。 次に向かった場所は、「忍野八海」30年以上も前に訪れたことがある場所。 当時の姿を思い起こしながら到着。。。そこで目にした光景・・・人の山であった!! 世界遺産登録された故か!!あまりの観光客に驚いた。更には、外国人観光客が実に多い。 早々に引き上げて、昼食を頂きに。。。!「吉田ウドン」って昔からあったっけ!?! 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 吉田のうどん(キャベツと馬肉が入った標準的な「吉田のうどん」) 《吉田のうどん(よしだのうどん)は山梨県富士吉田市及び同市を含む山梨県郡内地方を中心 として食べられている郷土料理のうどんである。 硬くてコシが非常に強い麺とスリダネが特徴となっている。 2007年農林水産省が各地に伝わる故郷の味の中から選定した「農山漁村の郷土料理百選」の一つである。》 観光地の食事は、割高!!って思っていたが、案外やすかった^^)。 自転車仲間に教わったお店だが、帰宅して検索してみたら面白おかしい紹介文を見つけた。 「“吉田のうどん”初心者におすすめ」のうどん屋さんだとか^^)!!。 昼食を済ませ外に出ると青空が広がっている。天高く馬肥える秋って感じだ!?! そこから河口湖湖畔を通過して、富士山展望の良い場所、西湖に近い紅葉台展望台に向かった。 此処は、東海自然歩道の通り道となる前に訪れたことがある場所。 天候に恵まれ、創られた紅葉・黄葉ではなく自然林での眺めは、格別のものがあった。 富士山眺望を堪能した後、鳴沢道の駅で小休止。ふたたび河口湖に向かう。 ご夕暮れ時ともなると、観光客が多いこと多いこと!! もみじ回廊辺りは、人の山でパス。 河口湖美術館芝生広場で休憩(多分そこだったと思うが、観光客の多さでぼぉっとして失念)。 そして帰途についたが、渋滞で、往路の倍以上の時間を要して帰宅した。疲れたぁ!! 「2018・11・11,富士五湖周辺」 * * * * * * * 東アジアサミットの報道を見聞きすると気の重い週末となった。 国会の憲法審査会はいまだに開かれない。 日露首脳会談で安倍晋三首相は、北方領土の歯舞群島と色丹島の2島先行返還にかじを切った。 国の安全を他国に委ねる憲法前文の精神は、独立国にふさわしくない。 改正を与野党とも真剣に論じるべきなのに、審査会という入り口で止まっている。 北方領土について安倍首相はオーストラリアで、従来方針と矛盾しないと述べていた。 不法占拠された四島を返還させ、独立国の主権を守るという原理原則を貫いてほしくも思うが?? 今年は、明治に改元されて150年。明治人は、ひたすら日本を守ろうとしていたと思う。 「国中の人民に独立の気力なきときは一国独立の権義を伸ぶること能(あた)わず」と福沢諭吉は問ている。 だが北方領土問題の解決に向けた交渉、70年も経ってしまうと諸事情が違っている。 外交的に、ロシア、中国、韓国、北朝鮮等、第三国の存在抜きには論じられないジレンマがあろう。 こんな時に、自民党の石破茂元幹事長が、18日、ソウルで開かれた国際フォーラムで基調講演を行った。 講演の中で、元徴用工を名乗る人々をめぐる異常判決について、 「先の戦争中での朝鮮の人々の雇用をめぐる判決は、日本人にとり大きな驚きをもたらした」と語った由。 また、国際観艦式で、自衛艦旗「旭日旗」の自粛を求めてきたことについても驚きの発言をしていた由。 「海上自衛隊の海自旗を掲げ・・・韓国への訪問を実現できなかったことは残念だった」と述べたとか。 外交は、国内での論陣と異なる。国を代表する立場での文言ではない。即ち、韓国に対する抗議をしていない。 一個人の発言では済まない。政権担当与党人の発言ではないだろう、って呆れた(私、個人の見解だが)。 異国に行ってまで自虐的になってはいけない。こんな思いは、可怪しいのだろうか??
《時節感慨・・呟記・・“晩秋・・素朴な花!!”》 ギシギシ(羊蹄) ; 「羊蹄」と書いて「ギシギシ」と読む。穂を擦ると「ギシギシ」と音がすると言う説あり。 春から秋まで花を咲かせ、成長力の強い草。葉がハートを細くした形で茎に回り込む。 ギシギシ、茎は直立し高さは60~100㎝。葉は、下部に群がり長柄があり、長楕円形で鈍頭。 基部は少し心形か円いかくさび形、長さ10~25cm。縁は波状、下面に硬い毛が脈に沿ってある。 花は狭い円錐花序に多数つき、雌雄両性花。根は、羊蹄根(薬用)。また鉄媒染で鼠色の染料。 * * * 安倍晋三首相、外交で頑張ってくれていますね。中国の擦り寄り、撥ねつけて欲しい。 安倍首相と習近平国家主席の平成26年11月の初首脳会談時、習氏は仏頂面だった。 先般の会談では、満面の笑みを浮かべ「私はすしが大好きだ」と習近平国家主席。 安倍首相自身の文言は、凄く冷静だ。「米国と齟齬(そご)は全くなく、歩調はそろっている。 だってペンスが言っていることは、私がこれまで言ってきたこと。それを米国が実行し始めたということだ」。 表面的事象だけで判断、報道しているメディア・野党の思慮のなさを憂うものです。 日露間の平和条約交渉の加速化、朝鮮半島・中国を視野に入れ慎重に而して国際情勢に対処して頂きたい。 日露の歴史的経緯を思えば、安倍晋三首相始め担当者は、頑張っていると映るのだが。。。!
《時節感慨・・呟記・・自転車!!》 “日本⇔スッゴイ・地道な技術革新Ⅲ!!” ∇ ∇ ∇ ∇ ∇ ∇ ∇ 此処のところデジカメに付いて色々と進化してることを記してきた。 関心あるから、と使っているから見えてくることがあって当たり前、、、か!! でもこれほどに一般化してるデジカメは、日本メーカーあってのことと思う。 需要と供給の関係かも知れないが、技術者現場の向上心は万国共通だ。 特殊仕様ではなく一般的使用のデジカメで(価格を度外視して)は、日本製が殆ど。 日本国内では、各メーカーがしのぎを削って技術向上を図っている。特徴も顕著。 一つ思うのは、ただ単に「人気ランキング」ということば。 確かにビジネスだ。売り上げてなんぼの世界ではあるが。。。! できうるものなら共存共栄であって欲しい。日本メーカーに望むこと。 「個性」って大切だと思うのだ。我ガ道を邁進しているシグマというメーカーに惹かれる。 △ △ △ △ △ △ △ 先日、紅葉見物に富士五湖の一部をまわった。途中「フジスピードウェー」近くを通って。 自動車の機械的頂点でのレース場でもあるが、自動車産業も日本は大躍進中だ。 その時、乗っていた車は日産車。さすがに我が地元の神奈川は、日産車が多い。 車社会でも日産は、2番手だ。世界で君臨してるのは、トヨタ自動車。 そんな車社会でも日産のスカGは、スポーツ車として、人気はダントツである。 僕個人は、誇れるもの等ない。でも日本の技術力を異国に参ると我が事の様に自慢している。 今ひとつ異国で自慢しているものに、自転車部品がある。これは、凄いことだ。 スポーツ自転車の部品では、イタリア製、日本製がほとんどだ。 かつて日本に「サンツアー」というユニークな自転車部品メーカーがあった。 商売が下手で消えてしまったが、技術力は素晴らしいものがあった。今あれば・・・、残念だ。 色々想ううちに山中湖についた。そこで目に入って来たものに「タンデム自転車」があった。 二人等で漕げる自転車(上記画像)で楽しい乗り物だ。日本では公道走行は禁止されてた!?! 現在の道交法がどうなっているか知らない。が、走っている姿は実にたのしそうだった。 随分と昔(画像)、他国で楽しげに走っている姿を見て羨ましく思った事があった。 自転車の創生期、ドイツ語で「遠くまで運ぶもの」と称され、楽しい、健康的な乗り物だ。 子供から老人まで楽しく一緒に走れる自転車。でも最近は、危険な乗り物になったのは残念だ。 危険なママチャリ(名古屋周辺では婦人けったと言われていたが^^)走行、文明の落とし穴?? 爽やかな季節に自転車で遠くまで走るのは、実に楽しい!! 又、ツーリングしたくなった。 老兵でも、いくつになっても走れる自転車。のんびりと・・そんなに急いで何処へ行く・・だ。 どんな出で立ちでも良いが、自転車ウエアーを身にまとって走るのもよしである。 自転者ウエアーは、老若男女を問わず、いかなるものも纒えるのが楽しい!!