《時節感慨・・呟記・・X'mas!?!”》
子供の頃、米軍(駐留軍)基地教会内設置の日曜学校に参加させてもらっていた。
高校生になり横浜チャペルセンター(現横浜球場脇に建っていた)の聖歌隊に参加。
当時の横浜市山下町~山の手周辺は、まさに“異国”っていう趣があった。
小・中・高という10年余りX'masから正月は米・日の行事でいっぱい、楽しい日々だった。
だが当時、神聖な教会行事とは異なり日本人の騒ぎに違和感を持った、と記憶している。
昭和35年前後、X'mas・・・飲食店は、特別メニュ-だけだったような(横須賀・鎌倉)!!
そして昭和40年頃は、X'mas cake(ホ-ルケ-キ)一色、その面影は今も少しあるか。
当時、電車で帰宅する人々の手さげが同じ形で笑えた。否、異様な雰囲気であった。
高校3年のX'masは、深く記憶に残っている。初めてBlack-tie着用の集まりに招待された。
諸々を思い出していると現日本社会でのX'masは、まともになった、と思えるのである。
が、今の街中のイルミネーション(X'masに限らず)の競い合いは、すきになれない。
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先日、毎年恒例の散歩に出掛けた。県立相模原公園周辺に。銀杏並木は、ほぼ落葉、残念。
公園内には、南国の雰囲気に満ちた大温室「サカタのタネ・グリーンハウス」がある。
1階の「トロピカルガーデン」は、従来の生態温室とは少し趣を変えた花々が楽しめる屋内庭園。
2階の「虹の展望室」、心地よい音楽が流れ、噴水広場のパノラマが一望できる空間。
素朴!?!なクリスマスツリーが、温室管理している方々の懷いが伝わってきた。
この温室、隣の清掃工場の余熱を利用して運営管理されている。
隣接する相模原市南清掃工場のごみ焼却熱を利用している由。
焼却時の発生熱で高圧の温水が作られ、グリーンハウス内の熱交換機へ送られている由。
約70度のお湯として館内の冷暖房に活用されている。使われたお湯は、再び清掃工場へ循環される。
温室の周りは、人工的に整備されたものだが、年々、自然植相に成っている様に感じる。
大学生(学部)時代のX'mas頃は、北アルプスの何処かで雪中の人であった。
1週間近くの吹雪の後、晴れた満点の星を見ながら熱い想いを抱き早朝に滝谷にむかった。
青春時代、実力は非力だったのだが、あの頃の“想い”今何処?? 昨今の生活は、反省あるのみ。
昨日は、「はたび・・・今上天皇の誕生日でありました。1933年12月23日生 (85歳)。」
今上天皇が、皇太子でおられた頃、鎌倉でテニスを楽しまれているお姿を拜した事がありました。
天皇として最後のお誕生日、感慨深いものがお有りだと思います。昭和がまた遠のくように感じます。