“天高く聳える!!”《襍感・/・画録‘18-4》

“天高く聳える!!”《襍感・/...
“天高く聳える!!”《襍感・/...

《時節感慨・・呟記・・“出先で見た光景”》
先月の半ば、会合の前に案内して頂いた場所が画像の「三島スカイウォーク」である。
歩行者専用の吊橋、日本最長、全長400mの「箱根西麓・三島大吊橋」として3年ほど前に開場される。
静岡県三島市笹原新田に位置する所で、富士山や駿河湾・伊豆の山並みなどが一望できる。
箱根で会合を持ち始めて10年余り、箱根から伊豆半島の何処かで2~3ヵ月間隔で持ってきた。
引退した団塊世代の集まりだが、健康・脳の活性化ということで集まりの意義は大きい^^)。
今年は、湯河原~熱海を会合の場に。箱根は、単に温泉と食事、少々マンネリ化してきたから。
湯河原~熱海には、面白い植物が観られる。勝手に誘導して散策を計画してもらった。
今回は、熱海に行く前に箱根新道を通って箱根峠ICから車で約10分に位置する「三島スカイウォーク」に。
この「三島スカイウォーク」、知らなかった。歩いてみて驚いた。現代の橋梁工法に!!
日本国内外を問わず最近の状況は知らないが、三島スカイウォークほど快適に歩いた吊橋はない。
全くと言ってよいほどに“横揺れ・上下揺れ”が感じられなかった。当日、風は吹いていなかったが。
快適なスカイウォークだった。その後の会合も温泉も実に気分が良かった。

*     *     *     *     *     *    *

法律を、外交を、国際法を、少々学んだだけだが僕にとって信じられない判決が隣国であった。
韓国での徴用工訴訟 である。韓国最高裁が日本企業に賠償を命じる確定判決を出した。
歴史的事実に乖離してるではないか?? 過去の日本と韓国の2国間協定が無に帰している。
国際法や外交ルールって何!!って呆れるばかりだが、日本の報道機関は、大きく取り上げない。
一個人のつたないブログで語ることではないだろうが、あまりの酷さに、記したい。
二国間で解決した問題が、個人の問題として置き換えられている。
協定締結当時、韓国の国家予算の約1・6倍に相当するする金額。。。!!
日本が供与した5億ドルがどれ程であったか分ろうものだ。当時の韓国政府が国民に分けなかった。
只々、韓国国内の対応問題だけで、日本に非はない。韓国の不都合な真実が露見しただけの事だ。
おまけに韓国の専門家の意見が、酷すぎて言葉を失った。
韓国紙・朝鮮日報日本語版の10月31日の記事を日本でしっかりと報道すべきだ。
請求権協定の専門家、李元徳(イ・ウォンドク)・国民大教授のインタビュー記事のことである。
「植民(地)支配の不法性と法的責任を認めた世界で初めての事例だ」。
こんな「国際法に照らせばあり得ない判断」を図々しく語っている事を日本人は、認識すべきだ。
半世紀以上も前に互いに納得し示談を成立させた。それを今になって「もっとカネをよこせ」!?!
と言ってるに等しい。昨今の韓国の主張が赤子の駄々子振り(赤子に失礼だが)に言葉を持てない。
韓国大法院(最高裁)の判断は、国際社会の中でまかり通ってはいけない。
国際司法裁判所(ICJ)への提訴は、必要不可欠だろう。
戦後、日本はおとなしすぎた。正々堂々自己主張すべきだ。それが、国益と思って止まない。
この70年余り日本は、真っ当に外国と勝負してきた。隣国の無作法を無視してはいけないだろう。

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“文化の日に想う花!?!”《襍感・/・点描18-66》

コウヤボウキ(高野箒) キク科... コウヤボウキ(高野箒) キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip.
“文化の日に想う花!?!”《襍...
“文化の日に想う花!?!”《襍...
http://hashimot... http://hashimoto-news.com/news/2015/09/29/31110/高野山麓・橋本新聞より拝借
高野山に近い花園村(現かつらぎ町)に坪井徳夫(つぼい・とくお)さんという箒作りの名人がいて、
2012(平成24)ごろまで作られ、高野山の寺院に奉納されるなどしていましたが、
残念ながらその名人が亡くなり、後継者もいなくて、途絶えてしまいました。

コウヤボウキ(高野箒);高野山で枝を束ねて箒としたのが名前の由来。
秋も深まり、やや肌寒く感じる頃になると咲き出すのが コウヤボウキ(高野箒)。
茎(枝)は、灰褐色で細くしなやか、短い毛が生える。高さ1m程の落葉小低木。
本年枝には長さ3㎝前後の卵形の葉が互生し、前年枝には節ごとに細長い葉を数個ずつ束生する。
秋、本年枝の先端に直径1~2cmほどの白い頭花を1個ずつ付ける。
花は、小さな筒状花が10個ほど集まったもので、筒状花は深く5裂し、裂片は反り返る。
コウヤボウキの花、種が散った後、タンポポのような綿毛をつけた種が残る。
さらに綿毛が飛び散ると、残ったガクがドライフラワーのように見える。
カシワバハグマ、オクモミジハグマ等の花(草本)と良く似るが、こちらは木の仲間。
似た花のナガバノコウヤボウキは2年枝に花がつく。コウヤボウキは、日本固有種。
*      *      *
研究者ノート(筑波大;八田洋章)
「草か木か分からないようなキク科の落葉小低木です。
茎は細くて長く、弓なりに曲がり、根元から多数が叢生します。
1年目に伸びた枝には卵形の葉が互生し、先端に花序を付けます。
2年目には短枝に披針形の葉が3~5枚束生するだけで花を付けることはありません。
多くの場合、その冬には軸ごと枯死し、新しい茎と入れ替わります。 
一つの花序に花が10~15個付き、筒状花の先は5裂し、くるくるとカールしている。
近似種のナガバノコウヤボウキは、本種と逆に1年目枝は栄養枝だけで、
2年目に短枝の先に花序を付ける。

《時節感慨・・呟記・・“里山にて想う花”》
昔、高野山で弘法大師は、敷地内に人心を迷わすものを植える事を禁じていた。
果樹や竹等である。それ故、高野山では竹箒ではなく長くて細い枝の植物で箒を作った。
「人心を惑わせる」とは、竹は筍がとれ、竹を加工して篭、花器なども作れてしまう。
それらで利益を得ることが出来る。それが修業にさしつかえると弘法大師は考えた由。
コウヤボウキ(高野箒)は、別名タマボウキといい、花言葉は働き者。
高野箒名の由来には、諸説ある。「霊場高野山の植物・動物」入門(亀岡弘昭著)によると、
高野山にはコウヤボウキのほかにコウヤマキ、コウヤミズキ、コウヤワラビなど、
コウヤと名のつく植物が19種あると書いてある。
名の由来は、高野山の参道の先に大毒蛇がいて、若い参詣人に襲いかかり、呑み込んでしまう。
お大師様は大層嘆かれ、御廟からお出ましになり竹箒で封じ込め、
以後竹箒のかわりにクロモジやコウヤボウキの細枝を使って箒を作るようになったとか。、
箒は、コウヤボウキが冬に葉を落とした茎を根元から刈り採って作るが、
部屋や玄関、縁側、軒下などを掃くのに適しているようでもある。
*      *      *      *      *
今日は、文化の日。伝統とか文化は、継承されてこそ重みが増す。
たまさか偶然だが、眼の前に見ゆる花に一抹の寂しさを感じたことがあった(上画像文面)。
継承者がいない!?! 実に寂しいことだ。しかし今のネット情報に光明を見る。
而してアニメの世界にも真理を見る思いがする。
その一方、ハロウイーンの渋谷での乱痴気騒ぎを聞くと、泰平だ、ッて思うし、情けない。
憲法問題・拉致被害者救出問題等々、他人事のように真摯に議論しない知識人。
これ又、問題だが・・・非文化的は、教育の場に、、、初等教育の場にも存在する事だ。
偏向的に偏った指導、70年も過ぎると、もはや神格かして恐れ多くて触れもしなくなる。
時は流れ、国際環境、社会事情も変化してる。法の矛盾点は、是正してしかるべきだ。
「法治国家」と軽々しく言ってほしくない。



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“静かなる「吉祥」!?!”《襍感・/・点描18-64》

キチジョウソウ(吉祥草) キジ... キチジョウソウ(吉祥草) キジカクシ科(Asparagaceae)
(キジカクシ科は旧分類のユリ科から分割された。)
学名:Reineckea carnea (Andr.) Kunth.
別名:キチジョウラン(吉祥蘭)、カンノンソウ(観音草)
「2018/10/23泉の森」

キチジョウラン(吉祥蘭);
和名は、花が中々咲かず、而して咲く時は、良き事(吉事)があるに由来する。
実際には、毎年秋に開花する。が、生い茂った葉に隠れ見えづらく目に付かない。
地下茎は、よく発達し長く這い所々に多数の根を出し、葉と花茎をだす。
葉は、広線形で柔らかく、両面無毛、深緑色で先はとがり3~5本の脈が目立つ。
花茎は、葉よりかなり短い。淡紅紫色の花が穂状に多数つく(雄蕊が目立つ)。
花には、花弁が6枚あり、やや肉厚で1cm程度の姿で強くそり返る(筒部は長さ4~6㎜)。
日本固有の在来種。関東地方以西、四国、九州で野生している。

《時節感慨・・呟記・・“里山に静かに自生している花”》
身近な里山にひっそりと今年も吉祥草の姿が見えた。
束生する葉陰の地際に高さ10cm位の花穂を立てて咲いている。
人を寄せ付けない場所、更に目立たない花穂を如何に写すか技量を試されているようだ。

この花の花言葉、「吉事」 「よろこび」 「祝福」 「祝意」だそうだ。
折しも今年の文化勲章・文化功労者の受賞者名が発表された。おめでたい事なのだが!?!
選び方等々を詳しく知りたいものだ。イマイチ分からない。

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“今年も出会えなかった花”《襍感・/・点描18-63》

オヤマボクチ(雄山火口) キク... オヤマボクチ(雄山火口) キク科(Asteraceae /Compositae)
学名:Synurus pungens (Franch. et Sav.) Kitam.
Synurus deltoides (Aiton) Nakai
Serratula atriplicifolia (Trevisan) Bentham et Hooker var. incisolobata Miyabe
引いた画像がない(大きさが分か... 引いた画像がない(大きさが分からない)。
花だけ見ればアザミそのものだ。

オヤマボクチ(雄山火口);
なんとも変わった名前。ボクチ(火口)とは火打ち石から出る火花を移しとる綿毛のこと。
この葉っぱの裏にある綿毛が、火打ちに使われる。秋口になるとあざみのような花を付ける。
ゴボウに良く似た大きな葉、アザミの仲間には見えない。が、富士薊の花に似て同属とわかる。
花も穂も同じような濃い黒紫色で、どこからが花なのか判らない。大きさは7~8cmもある。
オヤマボクチは本州東部以北、ヤマボクチは本州西部以南に分布し、愛知県は境界にあたる。
ヤマボクチは、キクバヤマボクチの葉に切れ込みがないもので浅鋸歯縁で生育数が少ない。
両者の差は、高さ、葉の形と大きさと厚さ、総苞のクモ毛の量、頭花の大きさにある。
しかしながら、生育環境により色々で葉の大きさや形だけで判別することは難しい。
オヤマボクチの茎は直立して分枝し、白色の綿毛がある。
葉は互生し下部の葉は、長さ15~35㎝の卵状長楕円形で鋸歯縁(深いもの浅いものと色々)がある。
基部は心形、葉柄は長く基部に狭い翼がある。葉裏には、白色の毛がフェルト状に密生する。
茎上部の葉は、小形で短柄。上部で分枝した枝先に頭花をつける。
頭花は下向きに咲き総苞は球鐘形、くも毛があり開花すると全体が紫色~紫褐色になってくる。
総苞片は、下部が線状披針形、先が刺状、外片~中片の先が開出し、花後にさらに次第に開く。
小花は花冠が紫色~赤紫色、総て筒状花。葯は暗紫褐色、後にすぐに退色して淡褐色になる。
小花は外側から咲き、外側の小花から退色する。花柱は桃色、柱頭も桃色で先が2裂、花粉は白色。
根は漬物に、また若葉を草餅に用いる地方もある。
同属の花にハバヤマボクチ(本州・福島県以西、四国、九州に分布)、
ヤマボクチ、本州(愛知県以西)、四国、九州、朝鮮に分布、等がある。
何れの花も茎高が、1~1.5mと大型の植物で葉も約30cm位になる。
ハバヤマボクチの葉は、正三角形に近く何とも奇妙に映る面白い花である。
アザミのようでアザミではないオヤマボクチ、名札がないとわからないが近くで見ると余りにもでかい。
低地では、9~10月上旬にダイモンジソウやリンドウなどと同時期に見れる。
このオヤマボクチは、山間部の薄暗い所で見れるが少々、薄気味悪く月明かりの下では出会いたくない?

《時節感慨・・呟記・・“幽霊のような奇っ怪な花!?!”》
両親の資料に、神奈川県では、足柄山の登山道で観られるとあった「オヤマボクチ(雄山火口)」。
言わずと知れた箱根の外輪山。登山者のみが見れるような静かな場所に生育しているようだ。
神奈川県内の林道と呼ばれている所は、殆どが舗装化されている。
一般道として解放されている所もあるが、林業等の関係者しか通れない場所も多い。
そんな閉鎖されている所の一つが、2019年内に一般道として整備され開通するらしい。
「南箱道路」とよぶらしい。開通すると都心から箱根仙石原への利便性は計り知れない。
南箱道路は、南足柄市矢倉沢と箱根町仙石原を結ぶ林道で全長約10.9km。
東名高速道路を使えば、仙石原(箱根全体)迄の交通の便は、飛躍的によくなる。
だが、自然との共存共栄を考えるものからすると一抹の不安もある。
公道として整備されると、最初に植物への悪影響が出てくるのではないか、ということだ。
希少植物もさることながら、生態系を極力保全維持できるように配慮して欲しい。
こんな事を思っている爺だが、深山の奥懐へ行きやすくなる、と期待もしている。
身勝手な己の思考、どうしよう?? この先、カメラ機材も増えそうだし!?!

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“庭に根付いた小さな木”《襍感・/・点描18-62》

1本の幹から枝分かれしているの... 1本の幹から枝分かれしているのだが2種類の花が咲いている!?!

《時節感慨・・呟記・・“奮闘してる園芸種の花!?!”》
両親が手入れしていた園芸種を野生化させるべく庭を野放図にして5年あまりになる。
今や世間的には、雑草と呼ばれている野草が次々と顔を出すようになった。
温室の鉢植えされた樹や草花は、殆どを知人等に資料として引き受けて頂いた。
でもどなたも引き取ってくださらなかった“ミニバラ”を庭に地植えしてみたら!!
健気に息づいてくれている。年に数度、小さな花を見せ、昔を思い出させてくれる。
温室でぬくぬくと保護されていたものが、力強く自立したって魅せてくれてるようだ。
観て楽しむ花ではなく、強く逞しい姿、園芸種といえども野生の如くつよさを増してきた。

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“旅先で見たかった花”《襍感・/・点描‘18-61》

アズマヤマアザミ(東山薊) キ... アズマヤマアザミ(東山薊) キク科(Asteraceae)
学名:Cirsium microspicatum Nakai
花色は、個体によって微妙に異な... 花色は、個体によって微妙に異なっていた!?!

アズマヤマアザミ(東山薊);
山地の沢沿いの林の縁や林内に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
九州や四国に分布するヤマアザミに対し、関東地方に多いことからその名が付いた。
三河地方のものは葉が浅裂~中裂のものが多く茎や葉裏に白色の軟毛がある。
茎は、直立~斜上し下部で枝分かれが少なく中部以上で分枝、枝は上向きに鋭角的に伸びる。
根生葉は花期にはない。茎葉は、楕円形~広倒卵形、先が鋭く尖り、長い刺がある。
葉の基部は茎を抱かない。
花は、小さな花が密生する頭花(筒状の小さな花が密生していて一つの花に見える)。
茎の先に1~3個上向きにつく。花の下に筒状の総苞(花を包むつぼみのような部分)がつく。
花が枝先に単生するものもあり、下向きに咲くものも見られる。在来種(日本固有種)である。
同種にネバリアズマヤマアザミがあり東北、北陸、近畿地方に分布し、総苞が著しく粘る。
更には、スズカアザミが三河地方で普通に見られる。
草丈が低く、頭花はよく分枝し枝先に点頭、総苞が筒形~鐘形、クモ毛が少なく腺体があって粘る。 
基準産地は、静岡県・伊豆、湯ヶ島に良く観られた(最近の状況はわからない)。
常緑樹林や夏緑樹林の林縁に生え,山麓部で大群落が見られる。また、他の種と交雑しやすい。
「2018・10・15泉の森」

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《時節感慨・・呟記・・“今年も探しに行けなかった!?!”》
親の残した資料・記録を基に散策を続けているが、伊豆半島は、残存してる花が多い。
アズマヤマアザミもその一つである。そんな花を今年も探すことが出来なかった。
所が、身近な里山にもあることがわかった。見過していた。
注意深く観て回らねばって反省する。まずは、足元をしっかりと観なければ!?!
今回、伊豆半島へ行く所要があって、下調べしていたから気付いたのであった。




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“伊豆半島の植物探し!?!”《襍感・/・点描‘18-60》

イズカニコウモリ (伊豆蟹蝙蝠... イズカニコウモリ (伊豆蟹蝙蝠) キク科:(Asteraceae/Compositae)
学名:Cacalia amagiensis
“伊豆半島の植物探し!?!”《...

イズカニコウモリ (伊豆蟹蝙蝠);
イズカニコウモリは、伊豆半島、主に天城山脈で見られる固有種。山地の林下などに生える多年草。
カニコウモリは亜高山帯でふつうに見られるが、イズカニコウモリは低地の林床に群生している。
系統的にイズカニコウモリは、カニコウモリよりもヤマタイミンガサに近異様である。
茎高は、40~60cm。葉は普通2枚(カニコウモリは3枚)でフキの様な葉で大きく丸みがある。
頭上花は、蟹蝙蝠と異り直立、円錐花序で多数付く。小花は4~5個、白色。総苞片は5個。
花期は9~10月。天城山の与一坂周辺、猫越峠峠や万三郎岳、伊東市八幡野で観られる。

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《時節感慨・・呟記・・“今年も探しに行けなかった!?!”》
朝晩の寒暖の差が大きいと感じる今日この頃だが、昼間の散策には、程よい気候だ。
毎年、今年こそは探したい、と思う花々があるが、タイミングが合わず時間が取れない。
今年こそとおもっていたが、近くまで行けたのだが時間的に辿りつけなかった。
唯、地元??の方だと思うがブログに書かれておられるので、来年こそは拝みに参りたい。



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“悩める秋!?!”《凡声・/・囈‘18-13》

サンケイwebサイト写真より拝... サンケイwebサイト写真より拝借

《時節感慨・・呟記・・》
“日本⇔スッゴイ・地道な技術革新Ⅲ!!”
“【クローズアップ科学】サンケイwebサイトより転載”
∇    ∇    ∇    ∇    ∇    ∇    ∇
『「宇宙の標準理論」見直しならノーベル賞級 すばる望遠鏡が切り開く新たな世界』
宇宙はこの先、少なくとも1400億年は存在し続けるという画期的な研究成果を
東京大や国立天文台などの国際研究チームが先月下旬に発表した。
気が遠くなるような将来まで予測できたのは、
同天文台が米ハワイ島で運用している「すばる望遠鏡」のおかげだ。(小野晋史)
すばるは1999年、標高4200メートルのマウナケア山頂に完成した。
富士山よりも高い場所に建設されたのは、地上よりも天気が良いことに加え、
大気が安定していて星々のゆらぎが少ないことなどがある。
すばるの主鏡は、単一の鏡としては世界最大級となる直径8・2メートル。
この大きさなら、はるかかなたの天体から届く微弱な光もキャッチできる。
加えて2012年に稼働を始め、主鏡が集めた光を処理する超広視野主焦点カメラ
「HSC」が高い能力を持ち、今回の研究でも大きな役割を果たした。
HSCは同天文台の宮崎聡准教授が中心となり、およそ10年かけて開発。
直径85センチ、重さ約800キロのレンズはキヤノンが開発するなど国内メーカーが総力を結集し、
大きな集光力や広い視野、高精細を実現した。
特に浜松ホトニクス(浜松市)が製造した高感度光センサーは116個も敷き詰められ、
遠くにある暗い天体の画像を、それまでの半分から10分の1程度の時間で取得できるようになった。
一度に撮影できる夜空の範囲も広く、われわれが地上から見上げたときに見える満月の大きさの9個分に達する。
研究チームはHSCの性能を生かした大規模観測を14年に開始。
計画には台湾や米プリンストン大の研究者も加わり、19年末までに満月5000個分もの広範囲を撮影する。
その範囲に含まれる銀河の数はなんと数億個だ。
もし米ハッブル宇宙望遠鏡が同じ範囲を撮影しようとしたら、1000年以上もかかるという。
「アインシュタインの標準模型と矛盾か」
先月下旬の発表で使ったデータは、14~16年に観測した約1000万個の銀河を分析して得た。
これは計画全体で収集を予定している観測データのわずか11%にすぎない。
それでも宇宙の物質の大半を占めているとされる正体不明の暗黒物質(ダークマター)の3次元分布を
世界最高レベルの精度で描き出し、95%の確率で宇宙の余命は1400億年以上という算定結果につながった。
さらに興味深いことに、その3次元分布は、アインシュタインの一般相対性理論などで構築された宇宙論の
「標準模型」と必ずしも一致しないことも示された。
素粒子「ニュートリノ」の質量や、宇宙を膨張させている謎のダークエネルギーの性質を解明すれば
説明できるかもしれないが、標準模型の訂正が求められる可能性もあり、今後の大きな研究課題だ。
となれば、すべての観測データがそろうと何が分かるのか。
観測計画に携わっている東京大カブリ数物連携宇宙研究機構の高田昌広教授は「10倍のデータで、
標準模型と矛盾していないかどうかを見る。もし矛盾していたら大変なことになる」と話す。
もし標準模型との矛盾が明らかとなれば、ノーベル賞級の成果だ。
高田氏は「ニュートリノやダークエネルギーなどに関する理解も深まるかもしれない。
すごく面白い」と意気込む。
「世界をリード、予算は減るばかり」
このように宇宙の観測で世界をリードしているすばるだが、気がかりな点もある。
運用経費が年々減少しているのだ。今年度は10年前の半分以下で、
同機構の村山斉機構長は「将来を予測すると、宇宙の運命が決まる前に、
すばるの運命が決まってしまうので不安だ」と訴える。
近年、日本の科学技術力の低下が叫ばれている。今年も日本人のノーベル賞受賞者が誕生したが、
研究成果はずっと以前に出されたものだ。世界各国が新たな観測施設の建設などで前進を続けるなか、
今後もすばるが観測の最先端を走り続けることはできるのか。一抹の不安を抱かずにはいられない。
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しばらく前にBloguruのくまごろうさんのブログで天体望遠鏡についてのお話を読んだ。
この時、昔、天体観測好きの友達の望遠鏡を担いで一緒に山にいったことを思い出しす。
カメラを付けて撮影。眼に飛び込んでくる宇宙の姿は、神秘的で感動ものだった。
くまごろうさんの文面を拝して、又、山で大宇宙を見たい衝動にかられていた所。
体育の日って、僕には10月10日だ!!日にちは、関係ないが“体力”は要だ^^)。
昨日の朝、日本の技術力!!と感歎し、そして感嘆をもする記事を読んだ。
全く乖離した意味での現実、学問的研究と国家的予算である。
少々学問の世界を知る者として思うと、過去の政権に腹が立つ(二番ではいけないのですか??)
あの迷言、事業仕分けとやらの影響か!?!何れにしても現政権でなんとか成らないものか。
実りなき、不毛の議論を重ねている国会人。臨時国会で「もりかけ」問題を再度追求するとか??
本質論を言わない野党って、なんだろう?? 偏向的報道にも腹が立つ。
国会議員の質の低下に憂う。又、地方政治(沖縄県)にも疑問を持つ。
反対・・反対と申される、なれば対案を示し問うて見るべきではないか?? 先が全く見えない。
火の粉が降りかかってからでは遅い。爺の戯れ言かも知れないが、心配だ。
それにしても日本人の“技術力”は強いが、政治の貧困は、如何ともし難い。立てょ、政治家、お願いだ。 



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“里山の美草”《襍感・/・点描‘18-59》

マヤラン(摩耶蘭) ラン科(A... マヤラン(摩耶蘭) ラン科(Asparagaceae)
学名:Cymbidium macrorhizon(C.nipponicum)

ヤブラン(薮蘭) キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Liriope muscari (Decne.) L.H.Bailey
Liriope platyphylla F.T.Wang et Ts.Tang

マヤラン(摩耶蘭);
摩耶蘭は、ブログルで幾度となく綴った。絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている花。
我が家周辺では、白花(薄緑色一色)種のサガミランは、見ていない。
泉の森のマヤランは、茎数が年々増えているが近くで見たギンリョウソウが消えてしまった。
同様な、胞子によって繁殖する腐生植物なのに。植物の生育環境は、微妙かつ繊細だ。
地下茎で地面に潜っており花の時期だけ地上に花茎を伸し花を咲かせるのにである。
腐生植物の生育場所は、表土を踏み固めてはいけない。群落地は、他人に知らせないでいる。
表土近くから見上げるとバレリーナのようだ。マヤランについては、ここにあります。

ヤブラン(薮蘭);
藪や林の中に自生するが、古くから園芸用としてよく見かける。
一つ一つは小さな花を咲かせ、蜜を出す(今回は花の説明はなし)。
今の時期に緑色の実(種子)、暑さが長かったせいだろうか???
果実はさく果だが、果皮が薄くて脱落し、種子がむきだしになって成熟する。
「大和市泉の森 2018/9/29」

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《時節感慨・・呟記・・“秘密基地(子供の頃の遊び場)を思い出す!?!”》
早、10月、過ごしやすい気候になったが、今年はやたらと台風が気になる。
各地で、配電(停電)が止まったり、交通機関が混乱したり、新たな問題が浮上している。
最近のTVや報道機関は、批判ばかりで取材に基づく検討・提言が少ないように感じる。
政治の世界でも悪い意味での2極化、只々、反対の為の反対的対応に見えるのは僕だけか??
“偏向”とか“バランス”って何を基準にしたら良いか惑う。


10月5日は、北朝鮮に拉致されてる 横田めぐみ さんの54歳の誕生日。
産経新聞に母の早紀江さん(82)が思いを寄稿していた。
横田めぐみさんだけではない、拉致されている人々全員の帰還、一日も早く実現してほしい。
国家間の政治・外交交渉の前に“基本的人権”“個人の尊厳”“生存権”の問題だ。
人権・人権と申される日本の政治家、一丸となって救出手段を何故に検討しないのか??
国益的駆け引きの問題では断じてない、と冷静に且つ国民の総意として大々的に報道すべき!
虚しい、などといっていられない事だ。NHKって国民から法律で受信料を徴収している。
公共放送として、国民に代わって拉致問題を徹底的に検証報道してもおかしくあるまい。
つまりは、国際放送を通して異国に実情を発信しても良いのではないか!!
公共放送は、民放と同様な報道などいらない。事実に基づいた発信を国内外に大きく発信すべきだ。
NHKの「政治的公平」「対立する論点の多角的明確化」など余り見られないと感じる。
受信料収入にあぐらを書いているとしか思えない。365日、毎日拉致関連の発信をすべきだ。
◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの母、早紀江さんの寄稿文(サンケイweb版より転載)。
めぐみちゃん、こんにちは。
誕生日を迎え、あれほど小さくて、あどけなかったあなたが、54歳になります。
一刻の重みを強く感じながら、途方もない思いに襲われます。
お父さんは今日も、写真の中でほほえむめぐみちゃんの姿に元気をもらいながら、
一生懸命、リハビリに励んでいます。
お母さんも元気な姿であなたを抱きしめるため、日々前を向いて救出を願い続けています。
あなたが北朝鮮に連れ去られ、姿を消してから、すでに41年も誕生日を重ねてしまいました。
「おめでとう」と、素直に伝える気持ちにはなれません。
これほど長く、助けてあげられなくて、本当にごめんね。
生まれたあなたを初めて抱き上げたときのことを、お母さんははっきりと覚えています。
生命力に満ちあふれた「ズシリ」と重たい感触でした。
黒い髪の毛が立派な、かわいらしい女の子を授かり、お父さんもうれしくて、うれしくて仕方がありませんでした。
あなたは花や自然が大好きで、元気に走り回っていました。
そして芯が強く、頑張り屋でした。家族皆で正月やクリスマスを祝い、いろいろな場所に旅行に行きましたね。
家族の輪の中心には、いつも明るいあなたの姿がありました。
「私は自分のことをすべて、お母さんに話しているんだよ」。
笑顔で寄り添い、そんな言葉をかけてくれてから間もなくあなたはいなくなりました。
お父さんとお母さん。そして、あなたがかわいがっていた弟の拓也、哲也と一緒に楽しく誕生日を祝う。
そんな普通の日常がどれほど尊く、ありがたいものか。身にしみて感じます。
今、あなたはどんな姿になっているのでしょうか。
私たちにとって、めぐみは13歳の女の子の姿で止まったままです。
だから、どうしても、すてきな大人になっためぐみを思い描くことができないのです。
けれども、家族は皆、明るく、強く、元気だったあなたを知っています。
この瞬間も助けを待ちながら、懸命に生き抜いているめぐみちゃんを思い、
拉致被害者全員の救出を訴え続けています。日本国のたくさんの国民の方々も、力を尽くしています。
日本は、拉致という非道な国家犯罪を必ず解決し、未来への明るい道筋を切り開けるはずです。
めぐみちゃん。あなたを必ず助け出します。
長い闘いになりましたが、希望を強く持ってもう少し、待っていてね。
◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
ことばを、もてません。 拉致被害者家族のみなさん、がんばって。。。





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“庭の雑草”《襍感・/・点描‘18-58》

オニタビラコ(鬼田平子) キク... オニタビラコ(鬼田平子) キク科(Asteraceae)
学名:Youngia japonica (L.) DC.
Crepis japonica (L.) Benth.

オニタビラコ(鬼田平子) ;
タビラコより大型の意味でオニ(鬼)と名付く。空き地、道路わきなど等に生育する。
痩せ地では10cm程度の背丈だが、環境が良い場所では1mの高さにまで成長する。
学名は、japonicaだが分布域は広く東南アジアやオーストラリアにも自生してる。
花茎は太く直立し紫色を帯び、切ると白い乳液がでてくる。茎、葉は軟毛で覆われている。
根生葉はロゼット状で頂裂片は三角状卵形で先は丸い。下部の葉は根生葉に比べ、先がとがる。
茎の上部の葉は少なく、小型で少し褐紫色を帯びることが多い。
茎の先に直径7~8mmの黄色の頭花を散房状に多数つける。総苞は、円筒形。
花は複散房花序につき舌状花は黄色。タンポポ亜科に属し舌状花の先が5裂する。
最近の研究では、オニタビラコは、アカオニタビラコ(2年草)とアオオニタビラコ(多年草)と分ける。
アカオニタビラコは直立する花茎が1本で太く茎や葉が紫色を帯び上部の茎葉は小さく花期が4~5月。
アオオニタビラコは花茎や葉があまり紫色を帯びることがなく、多数、基部で枝分かれする。
類似のコオニタビラコは全体に小形で、毛がほとんどなく頭花がやや大きく冠毛がなく、2個の角がある。
 
*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・“雑草!?!”》
雑草と云われ、人間の都合で排除される植物。だがその強さには驚く。
茎が出てくると刈り取られてしまい、花までなかなか見ない。
刈り取ってみても翌年には、元気に茎を出す。
庭を野放図にして5年ほどになるが、植物(雑草か!)の個性が見て取れる。
規則正しく毎年同じ所に咲く花、行儀の悪い花、ツル性植物は、自由奔放だ。
人間の都合・勝手で、邪魔物扱いで抹殺してるのである。
排除するのではなく、上手く共存出来るように整えられまいか!?!って思う。
個々の花々は、それぞれに綺麗に咲き誇る。形・大きさ・場所・季節と多様に。
植物生態学からみて、“人間活動で大きく撹乱された土地に自然に発生・生育する植物”
こんな定義で雑草を位置づけてもいるが、生活環境と植物のせめぎあい!!
やはり人間は、弱い立場、と痛感する。生かされているって思う日々である。
こだわり、つっぱって!! 小さな花・野草と語りながらおもう。秋だ。


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